カードローン020

カードローンの中には期間限定で無利息で借入れできるものもあります。期間限定とはいえ「金利0%」ということなので、よりお得なカードローンをお探しの方には無視できない存在でしょう。

しかし、金融機関にとって利息は主な収入源なので、なんとなく話がうま過ぎる気もします。

実際に無利息期間のあるカードローンはお得なのでしょうか?賢い利用法はあるのでしょうか?

(参照:最も金利が低いお得なカードローンは?

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無利息期間のあるカードローン

①ノーローン
②アコム
③プロミス
④新生銀行レイク
⑤ジャパンネット銀行ネットキャッシング

主な無利息期間があるカードローンが上記になります。

消費者金融系カードローンがノーローン、アコム、プロミスの3つ。
銀行系カードローンが新生銀行レイクとジャパンネット銀行ネットキャッシングの2つです。

(参照:選ぶ前に知っておこう!カードローンの3つの種類

それぞれのカードローンの無利息の条件を表にまとめてみました。

無利息期間(最大) 条件
ノーローン 初回借入れの翌日から7日間

月に7日間

完済した翌月が無利息に
アコム 契約日の翌日から30日間 ・初回契約時のみ

・返済を「35日ごと」にした場合

プロミス 初回借入日の翌日から30日間 ・初回契約時のみ

・WEB明細利用

新生銀行レイク 契約日の翌日から180日間 ・初回契約時のみ

・限度額200万円以下

5万円までが無利息対象

契約日の翌日から30日間 ・初回契約時のみ

・限度額500万円以下

ジャパンネット銀行ネットキャッシング 初回借入日から30日間 初回契約時のみ

新生銀行レイクが最大180日間(5万円分が無利息)、ノーローンが月に7日間無利息というのが特徴的です。それ以外は約30日間無利息になるということで共通しています。

これらのカードローンの金利を見てみましょう。

金利
ノーローン 4.9%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
新生銀行レイク 4.5%~18.0%
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 2.5%~18.0%

最高金利を見ていただけると分かりますが、新生銀行レイクとジャパンネット銀行ネットキャッシングの最高金利は銀行系カードローンにしては、消費者金融系カードローン並の高めの設定になっています。

新生銀行レイク最高金利:18.0%
ジャパンネット銀行ネットキャッシング最高金利:18.0%

ちなみに金利が低めの他の銀行系カードローンは・・・

みずほ銀行カードローン最高金利:14.0%
住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)最高金利:7.99%

(参照:メガバンク随一の低金利・高額融資みずほ銀行カードローン)
(参照:低金利No.1住信SBIネット銀行「Mr.カードローン」

新規契約後はそれほど高額な利用限度額が設定されない場合が多く、最高金利が設定される可能性が高いのです。

(参照:本当に低金利?カードローンの金利の見方

つまり、無利息期間があるカードローンはそもそも金利が高いと言ってしまっていいでしょう。

そこで疑問に思うのが、「低金利のカードローンを利用した方が結局お得なんじゃないか」という点です。

無利息期間のあるカードローンと、みずほ銀行カードローンや住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)を利用した場合、利息がいくらになるのかシミュレーションしてみましょう。

「無利息」と「低金利」どっちがお得?

20万円を2ヶ月~12ヶ月借りた場合の利息の総額を計算してみました。ノーローンは無利息の条件が特殊すぎるので、今回の比較からは外しました。

返済期間 12ヶ月 8ヶ月 6ヶ月 4ヶ月 2ヶ月
毎月の返済額 18,000円 26,000円 35,000円 50,000円 10万円
アコム、レイク(30日無利息)、ジャパンネット銀行ネットキャッシング 16,842 10,713 7,421 4,589 1,500
プロミス 16,635 10,586 7,334 4,583 1,483
レイク(180日間無利息) 15,267 9,228 6,262 45,67 3,033
みずほ銀行カードローン 15,449 10,74 8,190 6,545 3,526
住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース) 8,438 5,989 4,593 3,552 2,005

※計算方法により誤差がある可能性もあるので、あくまでも比較のための参考とお考えください。

12ヶ月間借りた場合

12ヶ月間借りた場合を見ると、やはり低金利の住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)が突出して利息の負担が少ないことが分かります。金利の高いアコムなどは30日無利息でも長期的な利用になるほどお得さが半減します。

新生銀行レイク(180日間無利息)はほとんどみずほ銀行カードローンと同等の金利負担になります。しかし、1年以上の利用になれば金利の低いみずほ銀行カードローンの方がお得になります。

8ヶ月間借りた場合

この程度の期間であれば、アコムなどの高金利のカードローンでも無利息期間があることで、みずほ銀行カードローンよりやや利息負担が下回る状況になります。

住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)が利息の負担が最も小さいというのは同じです。

6ヶ月間借りた場合

アコムなどの高金利のカードローンがみずほ銀行カードローンよりも利息負担が少ないというのがより顕著になっています。

レイク(180日間無利息)はほぼ6ヶ月間5万円分が無利息になります。20万円借りていても、利息負担としては15万円分ということになり、かなりお得ということがわかります。

住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)が利息の支払いが最も小さいというのは同じです。

4ヶ月間借りた場合

アコムやプロミスがレイク(180日間無利息)よりもやや利息負担が少ない状況になっていきます。

住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)が利息の負担が最も小さいというのは同じです。

2ヶ月間借りた場合

このくらいの短期間であれば、アコムやプロミスがどのカードローンよりも利息の負担が小さくなります。

もちろん、1ヶ月で返済すれば利息は0円(無料)なので、よりお得になります。

無利息期間を利用できる条件について

利用期間によっては無利息期間があるおかげで、金利が高めのカードローンも意外とお得ということがお分かりいただけたと思います。

これらのカードローンで無利息期間を利用する場合に何かデメリットはあるのでしょうか?

ノーローンで無利息で借りたい場合

ノーローンは借入日の翌日から7日間無利息で利用できます。

利用条件は

・最初の借入れ時
・完済した翌月

一度完済すれば翌月また7日間無利息で借入れができます。それを何度でも繰り返すことができます。今回比較の中では、唯一無利息の期間を何度でも利用できるカードローンです。

しかし、借りるたびに「7日間以内に完済する」ということが実現できなければ、あまり無利息という意味でメリットはありません。

例えば、「給料日までの繋ぎ」専用のカードローンということなら1枚持つ価値はあるかもしれません。

一回で返せる範囲のお金を借り、「ぜったいに7日以内に返済完了する!」という使い方をすれば、他のカードローンのように徐々に利用残高が増えていくというリスクを防ぐ効果も期待できます。

仮に8日間、9日間とちょっと完済のタイミングがオーバーしてもマイナス7日間なので、1日分・2日分の利息で済みます。超短期間であれば他のカードローンよりはお得ということです。

(参照:お得な毎月7日間の無利息!ノーローン

アコムで無利息で借りたい場合

アコムは契約の翌日から30日間無利息で利用できます。

利用条件は

・アコムでの契約がはじめての方
・返済期日を「35日ごと」で契約した場合

「返済期日を35日ごとで契約した場合」というのは、毎月決まった日が返済期日ではなく、最後に返済した翌日から35日後が返済期日になるというものです。

1ヶ月よりちょっと長くなるので、「通常の返済方法よりスローペースになる=返済のプレッシャーがやや軽くなる」というメリットの一方で、「借りている期間が長くなる=利息の負担が大きくなる」というデメリットもあります。

「そういう理由があるから無利息期間があるのか!」と思う人もいるかもしれません。しかし「35日ごと」を選んだとしても、ATMやネットバンキングで30日ごとに返済することも可能なので心配はいりません。

自分で毎月の返済日を決めて返済するようにすれば、「借りている期間が長くなる=利息の負担が大きくなるというデメリット」は解消されるというわけです。

しかし、アコムは口座振替での返済の場合「毎月6日」と決まっています。無利息期間を利用する(35日ごとの返済)方は口座振替で返済できないというデメリットがあります。

(参照:審査の成約率とスピードで選ぶならアコムカードローン

プロミスで無利息で借りたい場合

プロミスは最初の借入れの翌日から30日間無利息で利用できます。

利用条件は

・プロミスでの契約がはじめての方
・Web明細を利用すること

Web明細とはあらかじめEメールアドレスを登録することで、利用明細をオンラインで確認できるものです。オンラインではない方法としては、書面での郵送になります。

家族・両親にカードローン利用をばれたくない方にとっては、むしろ無利息に関係なくWeb明細を利用したいのではないでしょうか。

過払い請求の経験がある方など書面での利用明細にこだわりがあるかもしれませんが、よほどパソコンが苦手という方でなければ特にデメリットはありません。

(参照:三井住友フィナンシャルグループの安心感SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)

新生銀行レイクで無利息で借りたい場合

新生銀行レイクは2通りの無利息期間があり、それぞれ条件がちょっと違います。

①契約の翌日から30日間無利息(無利息金額上限なし)
利用条件は

・新生銀行レイクの契約がはじめての方
・利用限度額:1万円~500万円

②契約の翌日から180日間無利息(5万円まで無利息)
利用条件は

・新生銀行レイクでの契約がはじめての方
・利用限度額:1万円~200万円

条件として、利用限度額が200万円越えの場合180日間無利息が利用できないというだけです。これら2つの併用はできません。

新規契約で利用限度額が200万円超えになる可能性も低いので、ほぼ全ての方がどちらかの無利息期間を利用できると考えていいでしょう。

上で説明しましたシミュレーションでも分かるように、20万円くらいの利用で、4ヶ月以上は返済期間が必要ということであれば、180日間無利息のほうがお得になります。

(参照:銀行系として生まれ変わった新生銀行カードローン「レイク」

ジャパンネット銀行ネットキャッシングで無利息で借りたい場合

ジャパンネット銀行ネットキャッシングは最初の借入れの翌日から30日間無利息で利用できます。

利用条件は

・ジャパンネット銀行の極度型ローンの契約がはじめての方

「極度型ローン」とは、借り入れおまとめローン、ネットキャッシング、クレジットライン、カードローンといったジャパンネット銀行の他のローン商品のことです。

他に特別な条件はありません。ほぼ全ての新規契約者が無利息期間を利用できるのではないでしょうか。

(参照:高額なら超低金利ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」

まとめ

シミュレーションでもお分かりいただけたかもしれませんが、短期間で完済するような利用法であれば、無利息期間のあるカードローンを利用する価値は十分あります。住信SBIネット銀行Mr.カードローン(プレミアムコース)くらい低金利になると話は別ですが、わざわざ「銀行系」にこだわる必要もないということです。

逆に長期的にずるずると利用してしまうケースになれば、やはり無利息期間はあまり意味の無いものになります。より金利の低いカードローンの方が利息の負担を少なくできる可能性が高いです。

無利息期間のあるアコムやプロミス、新生銀行レイクは比較的成約率が高いとわれるカードローンです。例えば、これらのカードローンひとつずつ申し込んで無利息期間を利用しまくるのもひとつの方法かもしれません。

しかし、期間は限定されますので、長期的な利用になれば普通の利息を支払うことになるでしょう。

カードローン利用で利息の負担を減らすには、月々の返済金額を多めにするというのが結局のところ基本ということです。

(参照:借入れしたら利息はいくら?金利と返済額で利息の総額は決まる

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