カードローン1

カードローンは気軽に、そしてスピーディーに利用できるものですが、申し込んだ人の半分以上は審査で落とされるという現実があります。

気軽に申し込みできても利用できなければ意味がありません。

審査で落とされた場合でもその理由について、いちいち教えてはくれません。しかし、「審査落ちする原因」というのはある程度決まっているのです。

そこで、今回はカードローンの審査で落ちやすい5つのケースを以下に紹介し、その対処法について解説していきたいと思います。

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①一度に複数のカードローンに申し込んだ

「適当にいくつかカードローンを申し込んで、審査可決したところを利用しよう」。カードローンを申し込むにあたって、こう考えている人もいると思います。

しかし、「数打てば当たる」という申し込みは、かえって逆効果になります。

申し込みブラックは審査落ちの原因に

カードローンの審査時には個人信用情報機関の記録をチェックされますが、申込み者が別のカードローンやクレジットカードなどに申し込みをしたかどうかもそこでわかるのです。

複数のカードローンに申し込みをした経緯が確認をされれば、よほどお金に困っているとみなされ、実際はそうではなくても審査では不利になります。

これを申し込みブラックといいます。

(参照:審査を決定付ける信用情報機関とは?ローンの利用記録はいつまで残る?

申し込み情報が記録されるタイミング

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(参照:CIC

上記の画像はCICの信用情報で、すでに2社申し込みがされている状況です。「いつどの会社に申し込んだか」、「合計何社か」といったことが一目瞭然にわかります。

信用情報機関は3つありますが、申し込み情報が記録されるタイミングは以下になります。
・CIC・・・即時に反映
・JICC・・・即日に反映
・KSC・・・ケースバイケース

CICの反映が最も早く、申し込んだらすぐに反映されます。例えば、カードローン2社にほぼ同時に申し込んだとしても、両社で確認が取れるような状況になります。

(参照:ブラックって何?意外な理由にも要注意

1か月に3社までが目安

では、具体的に何社の申し込みをしていれば「申し込みブラック」となるのでしょうか?

これはカードローン側で公表してはいません。また、各カードローンで多少の違いもあります。

ただ、一般的に、基本的な目安となるのは3社です。4社目になると申し込んでもかなり厳しくなるとみられています。

対処法

対処法:①6ヶ月待つ

もし、3社で審査落ちした場合は、いったんは諦めましょう。そして、6か月の間ブランクを空けます。

なぜ6か月かというと、各信用情報機関の申し込み情報は6か月で消えるからです。

対処法:②中小の消費者金融に申し込む

同じ「ブラック」でも、申し込みブラックは延滞や債務整理など返済に問題があったわけではありません。

大手カードローンよりも審査の甘い中小の消費者金融であれば、比較的借入れできる可能性が高いといえるでしょう。

(参照:中小の消費者金融とは

審査落ちしたカードローンに再度申し込める?

申し込みブラックは6か月間カードローンなどの申し込みをしなければ解消されるわけですが、一度審査に落ちたカードローンに申し込むことはできるのでしょうか。

申し込み自体は可能です。また、もしかしたら今度は審査通過するかもしれません。

しかし、申し込みブラック以外の問題があって審査落ちした可能性もあるので、あえて一度審査落ちしたカードローンを選ぶのはやめたほうが賢明でしょう。

②信用情報機関の記録に問題がある

信用情報機関で確認できる内容は、説明してきた申し込みブラックだけではありません。

ブラックなら審査はかなり厳しい

債務整理なら5~10年、61日以上の延滞をすれば5年、「ブラック」の記録が信用情報機関に残ります。

半年待てば解消する申し込みブラックよりも、長期的に記録が残ってしまうというわけです。

大手カードローンの場合、ほかの点で問題がなくてもブラックなら審査は厳しいでしょう。

対処法:記録が消えるのを待つ。もしくは中小の消費者金融

ブラックの場合の対処法としては「申し込みブラック」と同じです。「信用情報機関からブラックの記録が消えるのを待つ」、もしくは「中小の消費者金融を利用する」ということになります。

しかし、債務整理や延滞の場合のブラックが消えるのはは5~10年といった長い期間になります。どうしても借りたいということであれば、中小の消費者金融を頼るほかにないでしょう。

単なる遅延でも審査では不利になる

61日未満の延滞であれば、「ブラック」としての扱いにならずに済む可能性が高いです。

しかし、例えば1週間程度の遅延であっても、その情報が記録として残る場合もあります。

記録は取引終了後から5年間、利用中ということであれば最長2年間残ります。

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(参照:CIC

上記はCICの信用情報の一部分になります。毎月の入金状況が2年分掲載されています。

・きちんと支払いがされてれば「$」のマークがつきます。
「A」なら返済期日に返済されなかった(遅延)ということです。
「P」は請求額の一部が入金された(最少返済額に満たない)ということです。

上記の例でいえば、10月に遅延があり、11月には一部しか入金されなかったということになります。しかし、12月以降は期日通りで請求額が支払われており、正常な状態です。

これは、ギリギリでブラックにはならなかったというケースですが、「この人はきちんと返済しない時もあった」ということは、わかってしまうのです。

どのくらいの期間の遅延で「A」にするのかといった部分は各社で違いがあります。

また、最初の一回の遅延で「A」にするのか、何度も繰り返されれば「A」になるのかといった部分もカードローン全体で決まりはありません。

「以前クレジットカードの利用で、数日程度の遅延だけど、何度かあった」ということならそれが審査落ちの原因になっているということは十分考えられます。

対処法:①最低でも6か月は遅延なしの状況を作る

説明したCICの例でいえば、「$」マークだけがずらっと並んでいる状態が理想です。最低でもこれが直近で6か月くらいは並んでいるのがよいのです。

対処法:②審査の甘いカードローンを選ぶ

遅延をして信用情報に「A」がついたとしても、「最近ではない」、「数が少ない」ということであればカードローンによっては審査OKにする可能性も考えられます。

銀行系カードローンに申し込んで審査に落ちたということであれば、次は審査が厳しくはない大手消費者金融に申し込んでみるべきでしょう。

(参照:審査を左右する信用情報に記載されている実際の内容とは

スーパーホワイトとは

ここまでの説明で、「カードローンもクレジットカードも利用経験はない。信用情報に傷ひとつない」という人は一安心というところでしょう。

しかし、別の懸念もあります。

例えば30歳以上であれば、クレジットカードの一枚くらい持っていてあたりまえの年齢です。それにもかかわらず、信用情報機関の記録がまっさらというのはかなり不自然です。

また、ブラックの記録がなくなるのを待った場合にも同じくまっさらな状態になります。そのため、単にローンなどを利用したことがないという人も「過去に金融事故があったのでは?」と疑われてしまうのです。

また、ある程度ローンの利用経験があって、返済に対する責任があるということが確認できたほうがカードローン側としても安心ということもあります。

対処法:①クレジットカードで実績を作る

スーパーホワイトの場合も、銀行系カードローンでダメだった場合なら、次は大手消費者金融系カードローンに申し込んでみるというのがおすすめです。

しかし、消費者金融系カードローンもダメなら、ほかでローン実績を作る必要があります。

おすすめはクレジットカードです。

「カードローンがダメだったのにクレジットカードの審査は通るのか?」と思われるかもしれませんが、クレジットカードはショッピング枠だけならハードルは低いのです。

申込み時にキャッシング枠を「希望しない」にすれば、カードローンよりは審査に通過しやすくなります。

クレジットカードも作っただけではあまり意味がありません。半年くらい利用してきちんと支払うという使用実績を作るのがポイントです。

(参照:カードローンとクレジットカード

③他社からの借入れが多い

すでにキャッシングを利用している人で、さらにもう1枚カードローンを作りたいというケースです。

カードローン側からすれば、借りすぎ→返済できない→債務整理という可能性があるので、もっとも審査に通しにくいタイプでしょう。

他社からの借入れ総額が「年収の3分の1」に近ければ、審査可決の可能性はかなり厳しいです。

消費者金融や信販会社であれば総量規制の対象になるので、それ以上貸したくても貸せません。

対処法:①銀行系カードローンに申し込む

総量規制対象外の銀行系カードローンであれば、年収の3分の1の縛りはありません。ほかの点で問題がなければ審査が可決し、現状以上に借りられる可能性もあります。

対処法:②返済の負担を軽くする方向で検討する

そうはいっても、借入れ総額が大きければ銀行系カードローンも審査が厳しくなるのは同じです。

すでに他社から借りている状況で、「もっと借りたい」ということは、月々の返済が負担になっているという状況でしょう。

まずは、「さらに借りる」という方向ではなく、おまとめローンなどを利用して返済の負担を軽くするもの1つの方法です。

(参照:すでに持っているカードの総量規制と審査への影響
(参照:おまとめローンとは

④審査基準を満たしていない

ここまでの3つのケースに当てはまらないという人は、別の要因で引っかかり審査に落ちてしまったということになります。

カードローンの審査では、信用情報機関の記録のチェック以外は、基本的に申込み者の申告内容をもとに審査します。

カードローンの審査は「総合的な判断」

カードローン申し込みの申告内容は多岐に渡ります。

「年齢」、「既婚か独身か」、「持ち家か賃貸か」、「同居人の数」、「何年住んでいるか」、「固定電話の有無」、「仕事は何か」、「勤続年数」、「正社員か非正規雇用か」など幅広い内容です。

「ブラック」や「多重債務」といった明確な理由でもなければ、何が原因で審査に落ちたのか特定するのはかなり難しくなります。

カードローンの審査は多くの申告内容から総合的に判断されます。例えば、「過去に遅延があった」ということでも、ほかに何の問題もなければ審査OKになるかもしれません。

マイナス要素が積み重なれば審査は厳しい

しかし、逆にいえば、総合的な判断で審査に落ちるということもあるということです。

例えば、賃貸物件に住んでいるだけでは審査に落ちる原因にはなりません。また、子供がいるからというだけで審査に落ちるということもありません。

しかし、

・賃貸物件に住んでいる
・子供がいる
・非正規雇用
・年収が低い
・勤続年数が短い
・過去に遅延がある

上記の全てに該当するような人ならば、小さなマイナスポイントが積み重なり、「否決」となってしまう可能性があります。

対処法:審査の甘いカードローンに申し込む

各カードローンで審査基準は違います。

大さっぱにいえば、

銀行系カードローン>信販会社カードローン、消費者金融系カードローン>中小消費者金融

といった順番で審査がハードルが低くなっていきます。

「銀行」がダメなら、「大手消費者金のカードローン」、それがダメなら「中小消費者金融」という流れが基本です。

(参照:なぜ落ちる?キャッシングの審査落ちする人としない人の違い

⑤嘘の申告をしている

申告内容に虚偽が認められれば、審査に落ちる可能性は高くなります。

これまで説明してきたように、カードローンの審査は申し込み者の申告内容から総合的に判断されます。

しかし、申告内容の多くは「自己申告」であり、カードローン側も本当なのか嘘なのか確認しようがないものも多いのです。

嘘をついてもバレないもの

嘘の申告をしても絶対にバレないものとして「利用目的」があります。

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(参照: 三井住友銀行カードローン

上記は、三井住友銀行カードローンの申し込みページの一部になりますが、「生活費」、「飲食・交際費」、「レジャー資金」など、利用目的にチェックを入れるようになっています。

カードローンはATMなどから直接現金を手にすることができます。一方で、利用者が現金を受け取ったあとは、カードローン側は、その使用目的にはノータッチです。

そもそもカードローンは「使途自由」です。そして、何度も追加で借り入れができるので、目的が一つとは限らないのです。

「レジャー資金」で申し込み契約して、実際にはギャンブルにお金を使っても問題ないのです。

バレるものとバレないものが混在している

「利用目的」以外でも、カードローン側で確認しようがないものは、ほかにもあります。例えば、正確な年収などは収入証明を提出しない限り確認しようがありません。

逆に絶対にバレる可能性があるのが、他社からの借入れ(件数や金額)です。信用情報機関で確認がとれます。

わざと嘘をつくにしても、バレやすいものとバレにくいものを把握する必要があるのです。

そのためには信用情報機関にどういった情報が登録がされているかなど知っておく必要があります。「確実にバレない嘘をつく」というのは意外と難しいのです。

対処法:正直に申告する
たとえ確認が取れないからといって、本当の年収が300万円のところを500万円と申告すれば、会社の規模や年齢から不自然=嘘の可能性があると判断されます。

また、仮に審査に通過できたとしても、後で嘘をついたことがバレれば、利用停止になる可能性もあります。

些細な嘘しかつけないのであれば、もともと嘘をつかないほうがベターです。そうすれば、「バレたらどうしよう」と不安に思うこともありません。

利用目的で正直に「ギャンブル資金」で申告する必要はありませんが、それ以外の点は正直に、そしてできるだけ正確に申告したほうがよいのです。

(参照:カードローンの申し込み時に嘘をつくとばれる?

審査の厳しくない会社を選ぶのがベスト

いろいろと説明をしてきましたが、より確実に審査に通過したいのであれば、最初から審査の厳しくない会社に申し込むべきといえるでしょう。

「銀行系」、「消費者金融系」でも説明しましたが、同じ銀行系でも金利に違いがあったりします。

審査の厳しさの1つの目安としては、金利が高い=審査が厳しくないということがいえます。

インターネットで金利を徹底的に比較したうえで、最も低金利のカードローンに申し込む人も多いと思います。

しかしそれは結果的に最も審査の厳しいカードローン選んでしまっているのです。

審査に不安があるなら、金利は妥協すべきなのです。

(参照:借入れしたら利息はいくら?金利と返済額で利息の総額は決まる

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