記事入れ32
学生ローンの「ベル」について説明します。

「他の学生ローンとどんな点が違うのか」、「どういった特長があるのか」といった点を見ていきましょう。

(参照:学生ローンとは

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ベルを利用できる方

20歳以上で、原則的に安定した収入(アルバイトも可)がある以下の方が対象です。

大学生
大学院生
短大生
専門学校生
予備校生
社会人(新規申込みは不可)

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(参照:ベル

 

種類 総量規制 親権者の同意 借入れ方法 社会人利用
学生ローン 対象 不要 来店・振込み 可(学生時に契約)
金利(実質年率) 申し込み対象 来店 即日借入れ ATM
15.0%~17.0% 20歳以上の学生 初回は必要
限度額(最大) 在籍確認 担保・保証人 返済方式 キャンペーン等
50万円 なし 不要 元金自由返済 友達紹介で金利引き下げ

ベルの特長

①申込み年齢上限がない
②約30年の業歴

①申込み年齢上限がない

他の学生ローンの場合、34歳までなど申込み対象年齢の上限がある場合が多いですが、ベルの場合、特に年齢の上限はありません。

(参照:学生ローンを徹底比較!

②約30年の業歴

ベルは1987年の設立です。

ベルの貸金業登録番号を見ると、「東京都知事(10)第07526号」となっています(10)の部分は最初の登録から3年毎に更新した回数です。

一応、金融庁のホームページで登録番号も確認してみましたが、間違いありませんでした。

長い実績があり、安心して利用できる会社といえます。

(参照:信頼できる中小の消費者金融とは

学生ローン「マルイ」は姉妹店?違いは?

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(参照:マルイ

ベルと同じく学生ローンであるマルイとはホームページ上で相互リンクしています。おそらく姉妹店という間柄と思われます。

しかし、実際にベルにマルイのことを聞いても「他社の事なので分かりません」というスタンスで、あくまでも別物ということです。

ただし利用条件など多くの部分で共通しているので、審査基準もおそらく似たようなものではないかと推測できます。

つまり、一方で審査に落ちて、一方で通過するという可能性は低いだろうということです。

マルイとベルは他の学生ローンに比べて、年齢の高い方(学生)でも利用できるというのが共通した特長です。

そういったことから、マルイとベルのどちらにすべきかで悩む方もいるのではないでしょうか。

両者で決定的に異なる点がキャンペーンの内容です。次の章で詳しく説明します。

(参照:選べるキャンペーンでお得!学生ローン「マルイ」

ベルのデメリット

ベルを他の学生ローンと比較した場合のデメリットを説明します。

キャンペーンがイマイチ?

ベルの姉妹店(?)であるマルイのサイトにはキャンペーンについての説明のページがあります。

マルイでは友達紹介で金利が下がったり、QUOカードがもらえたりなどのキャンペーンがあり、かなりそれをプッシュしています。

しかし、ベルのホームページにはそういったキャンペーンの説明のページ自体がありません。

「ベルにはキャンペーンは無いのか?」と一瞬思いますが、よくよくトップページのトピックス欄を見てみると、

10万円以上の利用のお友達を紹介すれば金利引き下げ

という趣旨の説明書きがありました。しかし、紹介して金利がいくら引き下げになるといった詳しい説明がなかったので、実際に問い合わせてみました。

友達1人紹介すると、最大0.5%金利が下がるという回答でした。また、紹介者自身が返済遅れなどのない良好な利用をしているなど条件があるということです。(2015年12月現在)

他の学生ローンと金利引き下げキャンペーンを比較

 

学生ローン名 友達紹介1人当たりに引き下げられる金利
ベル 最大0.5%
マルイ 1.2%
カレッヂ 1.0%
アイシーローン 1.0%

上記のように友達紹介で金利が下がるという学生ローンはいくつかありますが、ベルは紹介1人あたりの引き下げ率が低いです。

「友達を紹介して金利を下げたい」ということであれば、明らかにマルイなど別の学生ローンの方がお得です。

ちなみに、こういったキャンペーンのある学生ローンでは、引き下げられた金利は卒業後社会人になっても継続します。

ベルにはこの金利引き下げ以外にキャンペーンがないので、キャンペーンで選ぶ学生ローンではなさそうです。

(参照:学生ローンを徹底比較!

新規契約時に来店しなくてはならない

ベルではホームページでの説明ではインターネットや電話でも申込みが可能とになっていますが、実際に問い合わせてみると、初回は高田馬場の店舗に来店する必要があるということです。

遠方の方であれば利用が困難ですし、「なるべく人に会いたくない」という方には向かないでしょう。ちなみに、学生ローンのマルイもこの点は同様です。

他社の学生ローンなら、来店不要で遠方の方でも利用できるものもあります。

カードローンとどちらがいい?

20歳以上でアルバイト収入があるということであれば、学生でも大手のカードローンに申込みができます。

あえて学生ローンのベルを利用する価値があるのでしょうか?

(参照:なぜ未成年はカードローン利用できない?法的な理由も

ベルは金利が高い?

キャンペーンでの金利の引き下げ率が悪いというのは上記で説明しましたが、そもそもベルの基本の金利は高いのでしょうか。

大手のカードローンと金利の比較をしてみましょう。

 

種別 名称 金利
銀行 住信SBIネット銀行Mr.カードローン

(プレミアムコース)

2.49%~7.99%
銀行 イオン銀行カードローンBIG 3.8%~13.8%
銀行 みずほ銀行カードローン 4.0%~14.0%
銀行 三井住友カードローン 4.0%~14.5%
銀行 楽天銀行スーパーローン 4.9%~14.5%
銀行 三菱東京UFJ銀行バンクイック 4.6%~14.6%
銀行 住信SBIネット銀行Mr.カードローン

(スタンダードコース)

8.99%~14.79%
銀行 セブン銀行カードローン 15.0%
学生ローン ベル 15.0%~17.0%
銀行 じぶん銀行じぶんローン 2.4%~17.5%
銀行 オリックス銀行カードローン 3.0%~17.8%
消費者金融 プロミス 4.5%~17.8%
銀行 新生銀行レイク 4.5%~18.0%
消費者金融 アコム 3.0%~18.0%
消費者金融 アイフル 4.5%~18.0%
消費者金融 モビット 4.8%~18.0%

最高金利が低い順に並べてみました。ベルが最大で50万円までしか利用できないので、金利は最高金利で比較するのが妥当でしょう。ベルの場合の最高金利は17.0%です。

一般的に銀行系カードローンは金利が低いと言われていますが、ベルよりも高金利になる可能性のある銀行もあるということです。

ベルよりも低い金利の消費者金融系カードローンはほぼ無いと考えていいでしょう。消費者金融は概ね18%です。

金利の面でベルは決して悪くはないということです。

(参照:本当に低金利?カードローンの金利の見方

大手カードローンならもっと高額が借りられる?

ベルでは最大で50万円まで融資するとしています。他の学生ローンもだいたいどこも同じです。

しかし、例えばアコムなど大手のカードローンであれば、最大で800万円まで融資するので、ケタが1つ違います。

「ちょっとでも多く借りたい」という方は大手のカードローンを選ぶべきなのでしょうか。

(参照:カードローンでいくらまで借りることができるのか

総量規制について

学生ローンや消費者金融系カードローンは貸金業法が適用されるので、融資できる金額は年収の3分の1までという総量規制の対象になります。

アルバイトをしている学生が実際に貸金業者から借りられる上限は以下のようになります。

 

アルバイト月収 年収換算 借りられる上限
3万円 36万円 12万円
5万円 60万円 20万円
10万円 120万円 40万円
13万円 156万円 52万円
15万円 180万円 60万円

アルバイトで月に13万円以上収入があれば、総量規制上では50万円以上借りられるということになります。

しかし、総量規制はあくまでも貸金業法の定める規制であり、その範囲内で必ず貸すというわけでもありません。

特に学生がアルバイトをしているという状況なら収入は安定していないとみなされるでしょう。実際に年収の3分の1ギリギリまで融資する可能性はそれほど高くないのです。

そういった意味では、総量規制の対象にならない銀行系カードローンも同様です。実際、三菱東京UFJ銀行バンクイックでは、学生の場合、アルバイト収入があってもなくても10万円までしか融資しません。

学生ローンと大手のカードローンで実際に融資する金額に大きな差があるとは考えにくいのです。

(参照:総量規制対象外の審査は厳しい?

ベルの方が審査が甘い?

例えば、アコムやプロミスといった大手消費者金融系カードローンはカードローン全体の中でも、比較的審査に成約率が高いといわれています。

そういったカードローンでも、申込み者の約半数は審査で落とされます。

審査に落ちる要因としては、他社からの借入状況などさまざまなことが考えられますが、学生というだけで、審査では不利になります。

学生にとっては最初から学生しか対象にしていない学生ローンの方が審査のハードルは低いのです。

特にベルやマルイは年齢に関してはそれほどシビアではないということもあり、比較的幅広い方が審査に通過できる可能性があると考えることができます。

(参照:審査に落ちやすい人と落ちにくい人の違い

月々の返済額はベルの方が安く済む

ベルの返済方式は「元金自由返済」です。

これは実質的な返済はあと回しにして、毎月最低でも利息分だけを支払えばいいというものです。

大手のカードローンでこの返済方式を基本としているものはまず存在しません。

利息の総額はむしろ大きくなってしまう可能性が高いですが、限られた収入しかなく、月々の返済が困難な場合には有利な返済方式です。

金利17%で借り入れた場合の利息が以下になります。

 

借入残高 1ヶ月の利息(金利17.0%)
5万円 708円
10万円 1,416円
15万円 2,125円
20万円 2,833円
25万円 3,541円
30万円 4,250円

(参照:支払い利息や返済額を少しでも減らしたい
(参照:利息をグッと抑えて返すための返済方式の選び方

利用目的は共通で「自由」

「ローン」と名のつくものはいろいろありますが、カードローンや学生ローンの場合、借りたお金を何に利用しようが基本的に自由です。

学生の場合であれば、サークルの費用、飲み会、就職活動費用、アパートの家賃、生活費などなど、奨学金のように学費利用に制限されることはありません。

自分の好きな用途に利用できます。

まとめ

他のどの学生ローンもキャンペーンをプッシュしているのに対して、あまりそういったアピールをしていないベルはむしろちょっと珍しいです。

約30年の実績でそういったことは不要との判断なのでしょうか。

とは言っても、キャッシングをする会社を選ぶのに、キャンペーンが最も重要なポイントではないのも事実です。

総合的に比較検討してみてはいかがでしょうか。

特に年齢が高めの方であればベルは学生ローンのなかでは少ない選択肢の一つです。

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