実家で親と暮らしていれば、家賃や食費などの生活費についてほとんど考える必要は無いかもしれません。

しかし、そういった方がいざ一人暮らしを始めれば、どう節約していいのか分からず「なかなか貯金できない」となってしまうでしょう。

今回は一人暮らしの方が貯金するための節約術をご紹介します!

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この状況では貯金できない?

節約して貯金をしていく前に、もし以下のようなことに該当しているなら、まず見直しすべきです。

・借金をしている
・無駄に家賃の高い物件に住んでいる
・乗らない車を所有している

これらは貯金ができない大きな要因になってしまうからです。

借金をしているなら、まず完済させる

完済できるならとっくにしている…かもしれませんが、貯金にまわすお金があるのなら、少しでも繰り上げ返済して借金を減らすべきです。

クレジットカードやカードローンでのキャッシングの返済時には、返済金と利息を支払わなくてはなりません。

例えば、30万円を3年かけて返済するとします。

カード会社にもよりますが、金利18.0%なら3年間で支払う利息は約9万円です。

しかし、1年で完済すれば利息は約3万円で済みます。

借金を長期的に抱えるのは、毎日無駄使いをしているようなものです。

これでは日々の節約が無意味になってしまいますので、できるだけ早く完済したほうがいいのです。

無駄に家賃の高い物件に住んでいるなら思い切って引越す

多くの人は「住みやすさ」を最優先で賃貸物件を選ぶでしょう。

しかし貯金をしたいのであれば、「家賃の安さ」を最優先に改めて物件を探してみてはいかがでしょうか?

もし家賃を月あたり1万円下げることができれば、年間12万円の節約が確定です。

2万円なら24万円も浮くのです。

家賃は他の支出に比べても高額ですし、毎月決まった固定費です。

むしろ他の支出に比べて節約しやすいのです。

自分一人が住むのに最低限必要な広さの部屋、エアコンを使いすぎないよう、ある程度新しく断熱効果の高い物件を探すのがポイントです。

乗らない車を所有しているなら売る

住んでいる地域やお仕事によっては、車が生活必需品となっているかもしれませんが、週末のドライブ程度でしか利用していないのであれば売却すべきです。

車を所有すれば、購入代金のローン、自動車税、自動車重量税、自動車保険、自賠責保険など各種保険料、駐車場代、ガソリン代などがかかります。

トータルの維持費は軽自動車なら年間約30万円、普通車で年間約40万円くらいになるでしょう。

「必要なときだけレンタカーを利用する」とすれば、年間20~30万円くらい貯金できるかもしれません。

いくら貯金できるか目安をつける

「とりあえずムダ使いを控えて、余ったお金を貯金していこう」

そういった数字がはっきりしないやり方では、結果的に貯金できない可能性が高いです。

なぜかというと、1年でいくら貯金できるか、10年後にいくら貯まっているか見当もつかないからです。

・節約できそうなものは何か
・いくら位節約できそうか
・いくら位貯金できそうか

…といったある程度の目安がついていたほうが、現状を変えやすいですし、実際に貯金しやすいのです。

まずは、項目別の1ヶ月あたりの支出を把握しよう

例えば手取り収入20万円の方が、
「家賃が6万円、水道光熱費が1万円、通信費が1万円くらいは把握しているけど、残りの12万円がどうして無くなっているのか分からない」
…この状態では何をどう節約していいのかも分かりません。

もし、以下のように項目別の支出がある程度はっきりすれば、

家賃6万円
食費6万円
水道光熱費:1万円
交際費:4万円
通信費:1万円
日用品:1万円
趣味:1万円

「食費に6万円は使いすぎ。なんとか4万円でやりくりしよう。交際費も4万円から3万円に抑えよう」と、具体的な数字で考えられます。

家計簿をつけて支出を把握する

家賃やインターネットの基本料金など、毎月決まっている固定費はさておき、食費や交際費、趣味や娯楽などの1ヶ月分の支出は実際に計算してみないと見えにくいです。

具体的な支出の金額を知るには家計簿をつけるのが最適です。

家計簿はざっくりで良い

仕事や家事で忙しい一人暮らしの方が家計簿をつけるのは大変でしょう。

しかし、家計簿を途中で挫折して、節約自体も挫折してしまっては本末転倒です。

家計簿は最初の2~3ヶ月である程度の支出を把握し、その後徐々に節約していき成果を確認したいので、せめて半年くらいは続けたいものです。

家計簿を挫折しないコツは、

・100円以下は切り捨てる
・項目はできるだけ少なくする
・浪費してそうな項目を中心に記録する

家計簿はおおよその支出を把握し、節約すべきポイントを見つけるのが目的です。

1円単位、10円単位は気にする必要は無いのです。

また、例えば「日用品」の項目も「キッチン」、「バス・トイレ用品」、「消耗品」…と、やろうと思えば項目はかなり細かく分類できます。

しかし、そもそも日用品にお金をかけない一人暮らしの方がそこまで細かく分類する必要はないでしょう。

キッチン用品もトイレ用品も「日用品」でまとめれば十分です。

また、人によってお金を浪費するものが違います。

例えば会社帰りに同僚と一杯飲んでから帰宅するのが習慣になっている方なら、「お酒代」として特に意識して記録すべきです。

極端に言えば、家計簿自体が面倒なら「お酒代」だけでも記録する価値はあります。

「お酒代はせいぜい2万円くらい?と思ってたら、実際は4万円も使っていた。」

そういったことが分かれば良いのです。

家計簿は記録すべきポイントさえ押さえていれば、たまに記録するのをサボる日があってもそれほど大きな影響は無いのです。

ズボラでも良いので続けることに意味があるのです。

一人暮らしの節約のコツ

親の仕送りがある学生ならまだしも、社会人なら基本的に全て自分の給料の中からやりくりする必要があるので「貯金など程遠い」という方も多いでしょう。

しかし実際は逆で、支出を全て自分でコントロールできるので、やろうと思えばいくらでも節約できるのです!

食費だけで月3万円以上節約できる

一人暮らしの方が最も節約しやすいのがおそらく食費です。

例えば外食やコンビニ弁当中心だった方が自炊にすればかなり節約できます。

外食やコンビニ弁当中心の食費はいくらか

全く自炊をしない方の食費がいくらになるかざっくり計算してみましょう。

朝食:缶コーヒーなど150円、パン150円。合計300円
昼食:会社近くで外食、またはコンビニ弁当。600円
夕食:自宅近くで外食、またはスーパーの弁当+インスタント味噌汁。600円

1日あたり1,500円になり、x30日で1ヶ月では45,000円になります。

自炊にすると1ヶ月の食費はいくら?

自分で料理をされている方でも、使っている食材や量によってはそれほど安くならないかもしれません。

今回はかなり節約しているミニマムな自炊のモデルケースで説明します。

朝食:コメ30円、卵20円、味噌+野菜20円。合計70円
昼食:コメ30円、卵20円、肉70円、野菜10円。合計130円
夕食:コメ30円、肉70円、野菜20円、味噌+野菜20円。合計140円

1日あたり340円になり、x30日で1ヶ月では10,200円になります。

当然、自炊をするとなると水道代、ガス代、電気代など食材費以外の費用がかかりますし、料理の知識などにもよるので、もっとお金がかかるかもしれません。

しかし、外食やコンビニ弁当から自炊生活に変えることで、月3万円以上節約するのはそれほど難しいことではないのです。

本当にそんなに安いの?

上の例を見て「肉が70円なわけないじゃん!」と思うかもしれません。

確かに肉は小さめのパックでも200~300円くらいで売られていますが、安い肉なら100gあたり30円~50円台からあります。

1食あたり100~150gであれば実質70円程度なのです。

野菜も同様で、例えば大根1本198円だったとしても、1人でまるまる1本を1回の食事で食べる人はいません。

1本の大根が10回の食事で使えるのなら1食あたり19円という考え方です。

上手にメニューをローテーションするのがポイント

自炊のデメリットは「手間・暇・時間」がかかることです。

自炊をいかにラクに済ませるには、1回の調理で次の食事の分まで準備、または調理してしまうことです。

例えば、

・翌日のお弁当のおかずを夕食時に作ってしまう
・朝食のついでにお弁当を作る

といったことで、少しでもラクに調理する工夫をすれば、「手間・暇・時間」は削減できるのです。

また、上手にローテーションさせないと、食材を腐らしてしまうリスクもあります。

1本198円の大根も、10回使えば1食あたり19円ですが、端っこだけちょっと使って、その後腐って捨ててしまえば1食あたり198円です。

そこで10倍損していることになるのです。

「毎日違うものを食べたい」「料理自体を楽しみたい」…となると、食材を犠牲にしがちです。

とにかく食材は「使い切る」「捨てない」ということが節約には重要です。

飲み物代も月約1万円節約できる

ペットボトルや缶などの飲料も1つあたりは大きな金額ではありませんが、積み重なると結構大きな金額になります。

しかし、だからこそ節約しやすいのです!

例えば、昼食時にペットボトルのお茶、午後の眠くなる時間帯に缶コーヒーで目覚まし…よくあるパターンでしょう。

これだけで、150円+130円=280円くらいです。

30日毎日続けると、280円x30日=8,400円

さらに家ででもペットボトル飲料を飲んでいれば月あたり1万円超えるでしょう。

また、暑い夏場などはその倍くらいになってもおかしくありません。

そもそも日本の水道水は他の国に比べても安全で美味しいので、わざわざ飲み物を購入するのはもったいないです。

学生にもできるティーバッグでの大幅節約!

(参照:amazon

麦茶などのティーバッグは安いものなら50パック入りが300円程度で売られています。
1パックで1リットルできるものなら、1リットルあたり6円です。

1日1リットル30日で30リットルとして、1ヶ月なら180円

水道代は地域によって違いがありますが、1リットルあたり0.2円程度なので、1ヶ月30リットル分で6円

合計で186円です。

500ml150円で売られているペットボトルのお茶なら30リットルで9,000円

同じ量のお茶で186円と9,000円では大きな違いでしょう。

自炊となるとちょっとハードルが高いと感じる学生やOLにもできる簡単な節約方法です。

コーヒーもインスタントコーヒーを水筒に

缶やプラスチックカップで売られているコーヒーは1缶130円~高いものなら200円近くします。

コンビニや自販機で購入できるので、ついつい何も考えずに買ってしまいがちですが、1ヶ月で考えれば130円x30日で3,900円にもなります。

これをインスタントコーヒーに代えればかなり節約できます!

(参照:amazon

インスタントコーヒーも種類がいろいろありますが、比較的安いのがネスカフェ エクセラです。

230gあたり1,000円前後で売られています。

コーヒーカップ1杯分は約2gで作れますので、1,000円÷230gx2g=1杯約9円です。

3杯分でも約27円。それを水筒に入れて持ち歩けば1ヶ月約810円

月1万円以上かかっていた飲料の出費が、ティーバッグやインスタントコーヒーにすることで、月1,000円くらいに済んでしまうのです。

自炊+水筒で月4万円の節約が実現できるのです。

他の人はいくら位貯金しているか

「周りの友人で貯金している人はいない」…となると、貯金のモチベーションも下がってしまうかもしれません。

しかし、最終的に自分の面倒を見るのは自分です。

貯金していない人より、貯金している人がいくら貯めているのかを参考にしたほうが有益です。

金融広報中央委員会による世論調査によると、単身者の金融資産保有額は以下のようになっています。

金融資産を保有している単身者の金融資産保有額
年齢 平均値(万円) 中央値(万円)
20代 287 158
30代 957 500
40代 1,594 789
50代 2,431 1,064
60代 2,642 1,323

(参照:金融広報中央委員会

上記表の数字はあくまでも「金融資産」で、株式や保健なども含むので、銀行口座にある貯金額ではありません

また「金融資産を保有している人だけの統計」なので、全ての方の統計ではありません

しかし「これから節約して貯金するぞ」という方は1つの目標にしても良いでしょう。

平均値と中央値の違い

上記の表で「平均値」と「中央値」がありますが、一般の方は中央値を目安にすべきです。

平均値は例えば誰か一人でも極端に高額な資産があれば、平均が跳ね上がってしまいます。

例えば一般のサラリーマンである自分と、メジャーリーガーの金融資産を比較してもあまり参考になりません。

中央値は「このくらいの資産の方が最も多い」というものなので、より現実的な意味での平均額であり、より参考にすべき値なのです。

「みんなのスポーツブック」で貯金はできるか?

今まで外食やコンビニ弁当で済ませていた人が、急に自炊をして節約するのは決して簡単なことではありません。

「結局、収入がもっと多ければ、節約なんかしなくても貯金できるのに…」と、ふと思うこともあるでしょう。

インターネットで「副収入」を検索すると「みんなのスポーツブック」がヒットすることがあります。

「みんなのスポーツブック」で稼いで、節約生活から開放されることは可能なのでしょうか?

みんなのスポーツブックとは

略して「みんスポ」とも言いますが、みんなのスポーツブックとは、海外のスポーツギャンブルを日本人でも利用できるようサポートしているサイトです。

具体的には海外のブックメーカーの登録方法や、スポーツギャンブルでの勝ち方などを有料でサポートするというものです。

みんスポで実際に貯金できる?

みんスポのサイトを見ると、初心者でもリスクの少ない“投資” と謳っており、「ギャンブル」「賭け」といった表現は全面に出てきません。

確かにサイトの説明にあるように、理論上は競馬や競艇より勝率が高く、株式投資などよりもリスクが少ないのかもしれませんが、ギャンブルはギャンブルです。

ギャンブルというのは勝っている時は普通の仕事などやっていられなくなるほど「効率よく稼げる方法」です。

しかし、勝てば勝つほど欲が膨らんでいくのが人間です。

100戦連勝で1億円稼いだとしても、101戦目でそれがゼロになる可能性もあるのです。

もしそうなれば手元には何も残りません。それに費やした時間の浪費という事実が残るだけです。

さらに厄介なのが、仮に全財産失ったとしても「ノウハウは得られた」と思ってしまうことです。

「次は間違いなく勝てる」と思い込み、人からお金を借りてでも再度チャレンジします。

こうなると、ギャンブル依存症です。

一発逆転を期待しているので、毎日の節約などバカバカしくてやっていられませんし、貯蓄どころではありません。

株やFXなどにも同じようなことが言えます。

ギャンブル自体を否定するわけではありませんが、節約して貯金しようと考えている方にはリスクが大きすぎるのです。

なぜ貯金が必要かあらためて考えよう

貯金は結婚や子供の出産や教育費、自分の老後の生活費など、自分や家族にとって「無ければ困るもの」です。

リスクのある“投資”を全て勝ち続けることができるならやる価値はありますが、ゼロになる可能性が少しでもあるなら手を出さないほうが賢明です。

副収入が欲しいなら

「もっと収入が増えれば、より貯金もしやすくなる」という考え方は正しいです。

であれば、少額でもいいので、リスクゼロの方法で稼ぐべきです。

最近では、クラウドワークスなどのソーシャルワーキングサイトも増えてきていますし、ポイントタウンなどのお小遣いサイトもいろいろあります。

そういったサイトでは、頑張っても1日数百円しか稼げないかもしれませんが、ギャンブルのようにマイナスになることはありませんので、決して時間のムダにはなりません。

まとめ

ひと昔であれば、一人暮らしで節約=インスタントラーメンでなんとかしのぐ…といったちょっと暗いイメージがあったかもしれません。

しかしインターネットが普及してからは、ブログなどで安くて美味しいおすすめ節約料理など簡単に情報収集できる時代です。

節約はできるだけ自分の生活スタイルを変えずに、趣味感覚で楽しみながら行うべきなのです!

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