okanedayo2015

カードローンの申し込み時に申告する内容は、コンピューターでスコアリングされ、点数が低ければ審査落ちということになってしまいます。

(参照:審査の主な内容と仕組み

お金を借りるためには、審査を通過しなくてはなりません。申告内容の中でばれない程度に嘘をついてスコアリングの点数をアップさせたくもなりますが、実際に嘘はばれるのでしょうか。

スポンサーリンク

カードローン申し込み時の嘘はここでばれる

カードローンでは基本的に以下のようなことを申し込み時に申告します。

①申し込み者情報
②住居情報
③勤務先情報
④他社借入れ状況

①申し込み者情報での嘘

申し込み者情報としては主に以下のような事を申告します。

・氏名
・生年月日
・独身・既婚

かなり基本的な部分ですので、ここで嘘をつこうと思う方は少ないかもしれません。

氏名と生年月日

どんなカードローンでも免許証などの本人確認書は提出するので、名前や生年月日の嘘をつくなら本人確認書から偽造しなくてはなりません。審査云々というより犯罪行為です。

独身か既婚か

「独身・既婚」については、どちらでもばれなさそうに思えます。しかしカードローンが申し込み時にチェックする信用情報には「配偶者名」も記録されています。

以前作ったクレジットカードの申し込み時に配偶者の名前を申告している場合、配偶者が自分の名前を以前に記載した場合など嘘がばれる可能性があります。

(参照:審査を左右する信用情報に記載されている実際の内容とは

②住居情報での嘘

住居情報としては主に以下のような事を申告します。

・住所
・電話番号
・住居種類(賃貸か持ち家かなど)
・居住年数
・住宅ローンの有無

住宅ローン、持ち家か賃貸か

住宅ローンも信用情報で確認できる内容になるので、嘘はつけません。賃貸か持ち家かという部分は過去のカードローン利用者が同じ物件に住んでいたりすればばれる可能性もあります。

居住年数

居住年数は長いほど審査に有利なので、ちょっと盛りたいと思うかもしれません。しかしこれもクレジットカードや何かの分割払いをした際の住所が信用情報に記録として残っています。

1年前にクレジットカードを申し込んだ時の住所が神奈川県で、現時点で東京に3年暮らしているとなるとおかしいということになります。

また、クレジットカードやカードローンでは住所が変更した場合は届け出なくてはならないという利用規約があります。すでに持っている今回の申込みとは関係のないクレジットカードの利用規約違反になり、利用停止などになるリスクもあります。

信用情報機関を介して、問題が別のところに及んでしまう可能性もあるのです。

③勤務先情報での嘘

勤務先情報としては主に以下のような事を申告します。

・勤務先名
・勤務先住所
・勤務先電話番号
・勤続年数
・勤務形態(正社員かアルバイトかなど)
・年収
・保険証の種類

申し込み者にとって「審査で最も影響がある内容」という認識がここだと思います。

勤務先名

勤務先名は出来れば一流企業の名前を書きたいところですが、「在籍確認」があるので嘘は困難でしょう。電話で勤務先に在籍確認をしないケースでも、給与明細や社会保険証などの提示を求められますので、社名は判明してしまいます。

(参照:職場への在籍・電話確認なしでカードローン契約はできない?

勤続年数

勤続年数の嘘は、居住年数と同じことが言えます。以前のクレジットカードなどの申し込み時の信用情報に記録されている勤務先と現在の勤務先が異なれば勤続年数もばれてしまいます。

勤務形態

勤務形態がばれる可能性として、保険の種類が「社会保険」か「国民健康保険」での申告とリンクしますので、そこでばれる可能性があります。

また、職場への在籍確認の電話は、こちらでコントロールできることではありません。申し込み者が正社員かアルバイトかなどを勤務先に確認することはありえませんが、電話に出た人のちょっとした発言で嘘がばれることもあるかもしれません。

(参照:勤務先に在籍確認の電話ってくる?

年収

もっとも嘘をつきたくなる部分がおそらくここでしょう。

嘘をつけないケースとしては、電話での在籍確認の代わりに給与明細を提出する場合と、以下の限度額で契約する場合には収入証明の提出が必要になるので確実にばれます。

収入証明書が必要になるケース
■消費者金融系カードローン

・利用限度額が50万円を超える契約になる場合
・他社借入れ額と今回の利用限度額合わせて100万円以上になる場合

■銀行系カードローン

・各銀行の条件に基づく

例)
三菱東京UFJ銀行バンクイック:100万円超の利用限度額を希望する場合
楽天銀行スーパーローン:300万円超の利用限度額で契約する場合

上記に当てはまらない場合は収入証明書の提出は不要なので、カードローン側も年収の確認ができません。

信用情報に年収も記録されていそうですが、実はされていません。申告した年収と現実の年収の正確な誤差がばれるということは実際考えにくいのです。

しかし長年個人を審査してきた消費者金融や信販会社です(銀行系カードローンの保証会社でもあります)。勤務先名や勤続年数、勤務形態、年齢などと照らし合わせれば、ある程度の年収は推測できるでしょう。

④他社借入れ状況での嘘

他社借入れ状況も他で借入れが多い方であれば嘘をつきたくなる部分ですが、信用情報に明確に記載されている内容になるので、もっとも嘘がばれやすい部分でもあります。

カードローン側としても最も重要な部分です。総量規制対象の消費者金融系カードローンや信販系カードローンでは、年収の3分の1以上の融資をすれば貸金業法違反になります。

融資した側(利用者ではなくカードローン側)が営業停止などの行政処分になるので、他社借入れ額は明確にする必要があるのです。

(参照:貸金業法ってなに?

嘘がばれたらどうなる?

申し込み時に嘘がばれた場合

基本的には審査に落ちることが考えられます。1件審査に落ちれば、そのことが2件目に申し込んだカードローン側でも信用情報で分かってしまいます。

「なぜ1件目で落ちたのか?」とひとつの不安要素になり審査落ちの可能性をより高めてしまう結果になります。いわゆる申し込みブラックの状態になっていき、他のカードローンも利用できなくなってしまうかもしれません。

(参照:複数の業者に申込む時のコツと注意点

しかし、絶対に審査に落ちるともいえません。

毎月少しずつ返済している状況では現時点の自分の正確な借入れ状況を把握していない方も多いでしょう。例えば、他社借入れ額を、実際のところ「50万円」で「48万円」で申告した場合に審査に落ちるとは限りません。

他社借入れ状況や年収、居住年数や勤続年数といった数字の部分の違いは程度によるでしょう。多少の誤差が「嘘」という認識になるとは限らないのです。

利用中に嘘がばれた場合

嘘をついたおかげかどうかは分かりませんが、うまく審査をパスしたものの、利用中に虚偽の申告がばれるケースもありえます。

この場合各カードローンで対応が異なります。利用停止もありえますし、最悪の場合、利用規約における「期限の利益の喪失」ということで、一括返済を求められる可能性もあります。

以下はプロミスの利用規約になりますが、第25条6項にその旨が記載されています。

nizyuugozyou
(参照: http://cyber.promise.co.jp/APE00042.html

借りている額や状況によっては「審査落ち」よりも厳しいペナルティーになるかもしれません。

(参照:要注意!最悪利用停止にもなるカード現金化

使途については正直に申告する必要なし

すべてのカードローンではありませんが、利用目的を申告するケースもあり、中には「ギャンブル資金」が選択肢に含まれている場合もあります。

■三井住友銀行カードローンの申し込みページの一部

みついすみとも
(参照: https://cardloan.smbc.co.jp/pc/loan_app/agree_smbc

三井住友銀行カードローンではインターネットからの申し込みのページに利用目的として「ギャンブル資金」が含まれています。

実際に三井住友銀行カードローンに「申告した利用目的と違うことに利用したらどうなるのか?」と問い合わせたところ、「特に問題ない。ペナルティーも無い」とのことでした。

他のいくつかのカードローンにも問い合わせてみましたが、どこも同じでした。

実際にばれる可能性は低いですし、「利用条件:使途自由」が原則のカードローンなので(事業性資金はNGの場合もあります)、使途の申告についての嘘は問題ないでしょう。

逆に、正直に「ギャンブル資金」と申告して審査に通過できるとは考えにくいです。使途はなるべく「冠婚葬祭」や「レジャー資金」などイレギュラーなことにした方が審査に通過しやすいのです。

もちろん、実際ギャンブル資金にカードローンを利用するのはおすすめしませんが・・・。

しかし「レジャー資金」で申告したのに、実際は食費に充てたりすることは問題ないのです。

嘘をつく意味はあるのか?

カードローン申告時の各内容別に説明をしてきました。それぞれの申告内容、信用情報などはリンクしているので、意外なところから嘘がばれるという可能性があります。

例えば、総量規制を踏まえて、「より多く借りたいから」ということで年収をちょっと多めに申告する方もいるかもしれません。しかし新規契約で年収の3分の1ぎりぎりいっぱいまで融資してくれるケースはまずありません。

(参照:すでに持っているカードの総量規制と審査への影響

嘘をついてばれれば審査落ち、または利用停止や一括返済などのリスクがあります。

普通に審査に通って利用するという意味でも、また不安なくカードローン利用するという意味でも、嘘をつくメリットはほとんどないのです。

スポンサーリンク