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クレジットカードなどでおなじみの「リボ払い」、正確には「リボルビング払い」といいますが、多くのカードローンでもこの返済方式を採用しています。

リボルビング払いはいわゆる金融用語なので、聞いたことはあっても意味までは分からないという方も多いかもしれません。

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リボルビング払いと分割払いの違い

リボルビング払いも結局、借りたお金を分割で返済するわけですが、一般的に分割払いというのは例えば10万円の物を購入し、1万円+利息を12回(12ヶ月)などで返済するというもので、月々いくら返済するのかということや、いつ返済が終わるかというのが最初の段階で明確です。

カードローンなどの場合、10万円を借り入れ、月々それを返済している途中で5万円を追加で借り入れしたりと、借り入れ残高が常に上下を繰り返すような状況になる可能性が高いです。つまり、最初の10万円を借り入れた時点での返済プランが常に変動していくようなイメージがカードローンのリボルビング払いです。

リボルビング払いにも種類がいくつかあるので、まずは、各カードローンの返済方式をご紹介します。

各カードローンの返済方式

銀行系

三菱東京UFJ銀行バンクイック:残高スライド元利定額リボルビング方式
みずほ銀行カードローン:残高スライド元利定額リボルビング方式
楽天銀行スーパーローン:残高スライド元利定額リボルビング方式
新生銀行レイク:残高スライド元利定額リボルビング方式、または元利定額リボルビング方式

消費者金融系

アコム:元利定率リボルビング方式
プロミス:残高スライド元利定額返済方式
アイフル:残高スライド元利定額リボルビング方式

残高スライド元利定額リボルビング方式とは

上記で、メジャーなカードローンをいくつかあげましたが、会社によって実際同じ方式でも「残高スライドリボルビング」や「残高スライド元利定額返済」など呼び方が多少違う場合もありましたが、分かりやすいように統一しました。

残高スライド元利定額リボルビング方式がほとんどのカードローンの返済方式というのがお分かりいただけると思います。金融の専門用語とはいえ、非常に長いうえに、日本語と英語が入り混じっているので、初めて聞いた方はわけが分からないかと思います。パート別に説明をします。

残高スライドとは

残高スライドとは、毎月の一定の日(例えば25日など)を〆として、その時点の借り入れ残高によって返済額が上下(スライド)するというものです。

例)借り入れ残高が10万円未満なら5,000円が返済額、10万円以上で10,000円、15万円以上で15,000円と返済額が変動します。

逆に、スライドしない返済方式はというと、最初に決めた返済額、例えば1万円なら完済まで1万円から変化しないというものです。新生銀行レイクのみがこの方法も選べるとしています。

元利定額とは

元利定額とは、返済額の中に利息の負担が含まれているというものです。

例)1万円が返済額。そのうち1,000円が利息とすると、元金返済分は9,000円となります。

つまり、残高スライド元利定額リボルビング方式とは、「毎月の返済額はカードローンのルールに従って残高により変動し、返済額には利息が含まれています。」ということです。

元利定率リボルビング方式とは

返済方式として少数派のアコムの元利定率リボルビング方式です。

元利定率とは借り入れ残高に一定の割合(アコムの規定)をかけた金額が返済額になり、その中に利息が含まれているというものです。

例)30万円借り入れ残高x一定の割合3%=9,000円が返済額。9,000円-利息=元金返済分ということです。

結果的に返済額はスライドしますが1万円、1万5千円、2万円・・・というものではなく、もっと細かくスライドします(千円単位)。

リボルビング払いには他にも種類がありますが、実際にカードローンで採用されている方式について説明をいたしました。上記のように、残高スライド元利定額リボルビング方式といった種別は各カードローンで共通していても、金利や最小返済額など細かい条件がそれぞれ異なりますので、方式が同じなら返済額や負担も同じというわけではありません。

借り入れ残高が増えたり減ったりしていくというのがカードローンの特性ということもあり、どのくらいの金利を最終的に支払うのかなどの判断が難しいのが特徴といえるかもしれませんが、インターネットの会員ページなどから利用状況を確認できるカードローンがほとんどなので、「返済額の中に金利の割合が多くないか」、「元金はちゃんと減っているか」など、ときどき確認してみるのが賢い利用方法といえるでしょう。

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