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年金受給者がカードローンの利用を考える場合には、まず2つの点を確認する必要があります。

①年金を「収入」とみなしてくれるかどうか
②申し込み条件の上限年齢

カードローン全般的に「無職」や「無収入」という方に融資はしませんが、年金受給者はそういった意味でグレーな立場といえ、各カードローンで判断が異なります。また、申し込み条件の年齢が20歳からというのは共通していますが、何歳までというのは各カードローンでばらばらです。

上記2点は1社1社確認をする必要がありますが、いくつかのカードローンでは年金を「収入」とみなし融資をしていますので、年齢の上限も問題が無ければ申し込みが可能ということです。

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年金受給者でも利用できるカードローン例と年齢上限

・新生銀行カードローンレイク:70歳以下
・じぶん銀行じぶんローン:70歳未満
・ノーローン:69歳以下
・みずほ銀行カードローン:66歳未満
・三井住友銀行カードローン:65歳以下
・三菱東京UFJ銀行「バンクイック」:65歳未満

上記が年金受給者でも申し込みができるカードローン(上限年齢が高い順)です。メガバンク系の銀行などと消費者金融系ではノーローンで申し込み可能としています。アコムやプロミスといった大手消費者金融系のカードローンはちょっと意外ですが申し込みできません。

もちろん、年金受給者でも消費者金融系カードローンであれば年収の三分の一までの総量規制の範囲での利用になります。つまり年間の年金受給額の三分の一ということです。総量規制の関係ない銀行系カードローンでも利用限度額の目安としては同じくらいになるでしょう。また、上限年齢に近い年齢であれば審査が厳しくなるということは想定できます。

年金受給者専用のローン

上記で年金受給者でも利用できるカードローンをご紹介しましたが、「金利が低い」といわれる銀行系カードローンであっても、金利は10%以上にはなるでしょう。カードローンではありませんが、年金受給者専用のローン「年金担保融資」というものもあり、そちらの方が負担が少なく、返済がしやすいかもしれませんので、検討してみてはいかがでしょうか。

独立行政法人福祉医療機構(WAM)の「年金担保融資」概要

http://hp.wam.go.jp/guide/nenkin/tabid/249/Default.aspx

・利用資格:国民年金、厚生年金保険または労働者災害補償保険の受給者
・担保:上記年金を担保とします
・融資金額:10万円~200万円(受給している年金の8割が上限などの規定あり)
・金利:年率1.8%(年金担保)、1.1%(労災年金担保)
・使途:医療や介護、冠婚葬祭、生活費、住居修繕、債務整理、事業維持など
・返済方法:年金を支給機関から直接受け取る(1回あたりの返済金額下限:1万円、上限:年金支給額の1/3以下)
・申し込みから融資まで:おおむね3週間

なんといっても最大の魅力は金利の低さでしょう。どんなに金利の低いカードローンでも1.8%ということはありません。1ケタ違うといっても過言ではありません。

融資までに時間がかかりますし、申し込みもカードローンに比べて簡単ではありませんが、「急いでないが、ちょっとでもお得に借り入れたい」ということであればおすすめです。申し込みはゆうちょ銀行以外の都市銀行、地方銀行が窓口になっているので、相談してみてはいかがでしょうか。

ローン以外の選択肢

どんなに金利が低くても、借り入れをすれば返済をしなければならないのがローンです。突然の出費でお金が必要で、ローンに申し込み、実際に利用できたとしても、その後少しずつ返済をしなければなりません。以前よりも生活費を切り詰める必要があります。

生活保護

ローンと違い、不動産などの資産を所有できない、預金ができないなどの条件が伴いますが、もともと資産が無いということであれば、それほどデメリットもないのが生活保護です。年金受給者でも生活保護は受給できます。

生活保護を受給することによって、年金プラスアルファの金額を受給できますので、借り入れをしなくて済めば、返済しなくてもいいという状況になります。生活保護は地方自治体による運営になるので、お住まいの市役所などが窓口となっています。

年金受給者でもカードローンは申し込みできますが、積極的に融資しているとは言いがたいのが実情ですし、負担も大きいといえるかもしれません。カードローン以外の方法も併せて検討してみるのが賢明かもしれません。

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