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新規でカードローンを作ろうとなった場合に、まず頭に浮かぶのが銀行や消費者金融のカードローンではないでしょうか。テレビでのコマーシャル、通勤途中の電車の広告、街中の大きな看板など、日常の普通の生活のなかでそれらを見る機会は実に多いので、それら以外のカードローンの存在はなかなか意識しないものです。そういう意味では、ろうきんのカードローンはかなり穴場的存在です。

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ろうきん「マイプラン」とは

ろうきんのカードローンは「マイプライン」という名称で運営されています。他のカードローンのように積極的な宣伝をしていないので、かなり地味な存在です。しかし、コンビニなどのATMも利用できるので、利便性という意味では他のカードローンと大きな違いはありません。

なぜ、ろうきんのカードローンが穴場というと、「かなり金利が低い」。つまり他の多くのカードローンよりもお得ということです。

ろうきんの金利、利用条件

ろうきんのマイプラインは各地のろうきんで利用条件が異なるというのも特徴です。一般の勤労者でも利用できますが、団体会員の構成員のほうが好条件で利用できるようになっています。以下に例として2つのろうきん「マイプラン」の利用条件を挙げてみます。

中央ろうきん「マイプラン」

http://chuo.rokin.com/loan/myplan/
最大金利(変動金利):年率8.475%、利用限度額100万円

※団体会員の構成員は年率7.075%、生協組合員は年率7.475%で利用限度額500万円。さらに、30歳未満であること、年金受取指定、インターネットバンキング契約、給与振込み指定などの項目ごとに金利がマイナスされ、最大でそれぞれの金利から3.2%マイナスになります。

近畿ろうきん「マイプラン」

http://www.rokin.or.jp/loan/cardloan/myplan.php
最大金利(変動金利):年率6.150~8.950%、利用限度額100万円。

※団体会員の構成員は利用限度額300万円。さらに、年金振込指定、インターネットバンキング契約、給与振込み指定などの項目ごとに金利がマイナスされ、最大でそれぞれの金利から2.4%マイナスになります。生協組合員、一般勤労者は、初回申し込み時30万円以内の利用。

上記のように地方によって金利や利用限度額が異なります。また、団体会員の構成員の方が一般勤労者よりも低金利、利用限度額が高額というのが特徴です。インターネットバンキング契約、給与振込みなどを併用することによってさらに金利が低くなるというのも共通した特徴です。変動金利ではありますが、利用額に応じた金利ではないので、銀行や消費者金融のカードローンと違い、あらかじめ金利が分かるというのも特徴です。

ここで、金利の低い銀行系カードローン代表ということで、住信SBIネット銀行Mr.カードローンの金利を例に挙げてみます。

住信SBIネット銀行Mr.カードローン

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i080208CT
最大金利(変動金利):年率7.99~2.49%、利用限度額1,000万円。

住信SBIネット銀行Mr.カードローンは利用額100万円以下で7.99%、500万円以下で4.99%となります。さらに住宅ローンを併用すれば-0.5%金利が下がるというのはありますが、現実的に多くの人が併用できるとは言いがたいでしょう。

ろうきん「マイプラン」は年金受取指定、インターネットバンキング契約、給与振込み指定などで上記の金利より下がるので、住信SBIネット銀行Mr.カードローンよりも金利が低くなるという可能性が高いのです。

ろうきん「マイプラン」審査基準

申込み条件

申込み条件も各地域のろうきんで異なりますが、おおむね以下のような内容になります。

年齢:満18歳以上満65歳未満(未成年の場合は親権者の同意が必要)
年収:150万円以上(安定継続していること)
勤続年数:1年以上(自営業者は3年以上)
使途:自由(事業性資金は利用不可。借り換えとしても利用可)
職業:契約社員やパートでも一定の条件を満たせば利用可

審査の基準はもちろん明示していないので、はっきりとしたことは言えませんが、申込みの条件を見ると、一般のカードローンよりも明示している内容は具体的です。また、その年収や勤続年数などの条件にかんしては、それほどハードルが高いようには感じません。

申込み条件から判断すれば、年収や勤続年数などの「属性」という部分よりも「延滞や事故がない」といったローン実績のほうを重視していると捉えることもできます。今まできちんとローンなどを返済してきた人であれば利用できる可能性はあるかもしれません。

しかし、あくまでもカードローンの世界では「金利が低い=審査が厳しい」というのは鉄則のようなものです。銀行のカードローンの審査に落ちて、ろうきんのカードローンの審査に通るということは考えづらいです。

また、団体会員の構成員は金利などの利用条件でも優遇されているように、審査の面でも優遇される可能性は十分考えられます。

審査にかなり時間がかかる

ろうきん「マイプラン」の審査は、仮審査の後に本審査と2回審査があり、それぞれ1~2週間ほどかかります。ですので、審査でトータル1ヶ月ほどかかってしまう場合もあります。他の銀行や消費者金融が「即日審査回答」、「即日融資」といったサービスを展開しているのに比べればあまりにも時間がかかるといえます。

審査に時間をかけているというのは「じっくりと審査をしている」ということでもあり、そういったことも審査の厳しさを想定さます。過去のローン実績で問題がある場合や、申し込みの申告内容に不備があれば審査は厳しいものになるでしょう。

急いでいるという人には不向きなカードローンですが、「時間がかかってもいいから低金利のカードローンを利用したい」ということであれば、時間を費やす価値はあるといえます。

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