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カードローンの審査は、申込み時の申告内容から総合的に判断され、可否が決まることになっています。

申告内容は基本的な個人情報や仕事、住居や家族構成など多岐に渡ります。
そのため、「これなら絶対審査に通る」という方法を一言でいうのはなかなか難しいのです。

しかし、今回、紹介する4つのポイントを抑えれば、審査に通る可能性はグンと高まるはずです。
カードローンを利用する時には、ぜひ参考にしてみてください。

①他社の借入れをできるだけ減らす
②借入れ希望額は少なめに
③給与振込み口座の銀行のカードローンに申し込む
④成約率の高いカードローンを選ぶ

(参照:カードローン審査の主な内容とその仕組みについて

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①他社の借入れをできるだけ減らす

個人レベルでも同じですが、すでに借金まみれの人にはカードローン会社はなかなか貸しづらいという事情があります。
そこで、審査通過を目指すのであれば、少しでも今ある借金を減らしてからのほうが有利になります。

最少返済額以上ならいくらでも返済できる

審査では、申し込みの時点で他社からいくら借りているかが重視されます。

少しでも借入残高が少ない状態にしたいものですが、実際どうすればよいのでしょうか?

給料が入ったらできるだけ返済に充てる

例えば、毎月の最少返済額が5千円だったとしても、給料日直後などで現金が手元にあるなら、5万円でも10万円でも好きなだけ繰り上げ返済することが可能です。

もし2社以上ですでに借りているということであれば、申し込みの時だけでもよいので、1社を一括支払いして完済ができれば審査も有利になります。

カードローンの審査では他社借り入れ件数の多さも審査落ちの原因になるからです。

他社借入れ件数が「2社」というのと、「1社」というのでは大きな違いがあります。

完済=契約終了ではない

カードローンはたとえ借入残高がゼロ(完済)になったとしても、契約は続いています。
そのため、また新たな借入れがいつでも可能です。

給料日直後に全財産を返済に充てたとしても、また借りればよいだけなのです。

契約が続いていても実際に借入れていなければ「借入れ件数1件」としてカウントする必要はありません。

(参照:繰り上げ返済のメリット

総量規制の上限は知っておくべき

消費者金融系カードローンなど、総量規制の対象になる場合、年収の3分の1以上の借入れは不可能です。ただし、銀行系カードローンは例外になります。

例えば、年収300万円の場合、100万円が借りられる上限ということになります。

しかし、100万円が上限でも、現在すでに50万円借入れがある人が「あと50万円なら新規契約できることか」というとそうでもありません。

総量規制での上限は確かに総額100万円まで借りられます。
しかし、実際にそこまでギリギリの額を融資するかどうかはカードローン会社次第なのです。

新規申し込みで信用がない状況なら、50万円は厳しいでしょう。
10万円や20万円といった総量規制の限度を下回る額からのスタートになるはずです。

利用していく中で信用度が増せば、結果的に総量規制ギリギリの範囲で借入れができるようになっていきます。

(参照:総量規制例外貸付ってなに?

うまくやれば総量規制以上も借りられる?

例えば、年収300万円の人が、限度額が100万円のカードローンの契約をしており、実際の借入残高は30万円だったとします。

新規申し込みのカードローンでは、実際の借入残高+今回の契約=100万円以下になれば総量規制上問題はないので、理屈では最大で70万円の限度額で契約することができます。

そうなるとこの場合、年収300万円でありながら2社合わせると、合計170万円の限度額をカードローンから借入れていることになります。

 

2社合計の利用限度額は170万円になる
①すでに持っている限度額100万円のカードローン ②新規で契約出来る限度額
借りられるけど借りていない 実際の借入れ残高 70万円
70万円 30万円
総量規制でカウントされない 総量規制の対象

(参照:すでに持っているカードの総量規制と審査への影響

総量規制以上は借りられない状態になる

利用者の借入れ状況というのは随時チェックされています。
そのため、総量規制の上限に達した時点で、それ以上借入れができなくなります。

そのため、限度額が100万円のカードローンでも30万円以上が借りられなくなる状況もあるということです。

総量規制を超えそうなら審査が厳しくなる

そもそも、年収300万円の人がすでに100万円の限度額のカードローンを持っていれば、審査は厳しくなるでしょう。

利用していない分は総量規制上ではカウントされません。
ただし、限度額(利用枠)自体は審査に影響します。

もし、総量規制以上の限度額が必要ということであれば、その場合は総量規制対象外の銀行系カードローンに申し込むべきなのです。

(参照:総量規制対象外の審査は厳しい?

②借入れ希望額は少なめに

カードローンの申し込み項目の中でも自由度が高いのが「借入れ希望額」です。

カードローンでは「最大500万円まで!」などと、高額利用ができるとうたっている会社が多くあります。

しかし、「実際は30万円くらい借りられればよい」という人が「希望額:500万円」と冗談半分で申告したとすると、それはデメリットでしかありません。

(参照:カードローンでいくらまで借りることができるのか

収入証明書が不要の範囲で申し込んだほうが通りやすい

貸金業法が適用される消費者金融系カードローンの場合では、50万円超えの契約、または他社の借入れを含めて100万円超えの契約になる場合、収入証明書の提出が必要になります。

貸金業法が適用されない銀行系カードローンの場合、「100万円超え」、「200万超え」など、かなり高額な契約になる場合のみ収入証明書が必要になります。

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(参照:日本貸金業協会

結果的にはカードローン側の判断になる

最終的には限度額はカードローン側で決めるものになります。

そのため、仮に希望額を100万円としても、「今回は30万円ですね…」とから言われる場合があります。
一方で、希望額を10万円としても、「限度額50万円で契約できます!」となる場合もあります。

ただ、希望額を少なく提出したほうが「それほどお金に困っているわけではない」というカードローン会社の判断になり、デメリットが少ないのは確かです。

収入証明書不要なら年収サバ読みも

一般的に、年収200万円が審査で評価が分かれるラインになります。

カードローンで申告する年収というのは手取りではなく、税込みの年収です。
ボーナスがあればそれも加えます。

例えば、「月給16万円、ボーナスなし」という人は、16万円x12か月=192万円です。
「月給17万円」であれば、17万円x12か月=204万円です。

月1万円の給料差が、審査の可否を分ける可能性があるということです。

例で示した年収192万円の人の場合は、総量規制上では64万円まで借りることができます。

しかし、希望限度額を50万円以下にして、収入証明書不要の状態で年収をサバ読みしたほうが審査では有利になります。

ただ、バレれば審査落ちするので嘘はよくありません。
また、カードローン会社も勤務年数や会社の規模などからおおよその年収の予測はできるでしょう。

しかし、月給で1万円の違いまでは確認のしようがありません。

ちょっとの年収のサバ読みならまずバレることはないでしょう。
そのためにも希望額を収入証明書が不要の範囲にする必要があるのです。

(参照:カードローンの申し込み時に嘘をつくとばれる?

③給与振込み口座の銀行のカードローンに申し込む

「審査は不安だが、特別大きなマイナス要因もない」という場合は、まず給与振込みなどで利用している銀行のカードローンを検討することをおすすめします。

「特別大きなマイナス要因もないい」というのは、

・過去に延滞があった
・債務整理をしたことがある
・すでに他社借入れが多い
・勤続年数が短い(数か月程度など)
・フリーター
・年収が低い(200万円に満たないなど)

こういった状況にあるわけではないということです。

(参照:なぜ落ちる?キャッシングの審査落ちする人としない人の違い

給与振込み口座があればやや優遇される可能性

銀行のカードローンへの申し込みで、その銀行の口座などで利用していても審査の明暗を分けるほどの大きな影響ありません。

しかし、当落線上にあるような場合、

・給与振込み口座
・公共料金の引き落とし
・定期預金

などでの利用している実績は、審査を有利にできる可能性があります。

また、銀行系カードローンは、その銀行の口座がないと申し込めない場合も多くあります。
一方で、口座があれば、かなりスムースに手続きを完了することができます。

今持っているキャッシュカードを、そのままカードローンとして利用できるというものあります。
この場合、カードが郵送されるのを待ったり、無人契約機まで取りに行くという手間が省けるのもメリットです。

(参照:WEBで完結!郵送・電話連絡なしで申し込めるカードローン

銀行系カードローンの場合、保証会社も要チェック

銀行系カードローンでは、アコムやプロミスといった消費者金融やクレジットカード会社が保証会社になっています。

つまり、三菱東京UFJ銀行バンクイックに申し込んだつもりが審査はアコムが行っているという状況だったりするのです。

「給与振込みの口座が三菱東京UFJ銀行なので、バンクイックに申し込もう」という人が、もし過去にアコムの利用で問題があったということであれば、むしろ審査は厳しい状況になってしまいます。

しかし、逆にアコムで良好な利用実績がある+現在それほど借入れが多くないという状況なら、むしろそれは審査で有利な状況になります。

銀行系カードローンに申し込むのであれば、その保証会社がどんな会社なのかは知っておいて損はないでしょう。
以下に銀行系カードローン会社と保証会社を示します。

銀行系カードローンと保証会社

 

銀行名 カードローン名 保証会社名
三菱東京UFJ銀行 バンクイック アコム
セブン銀行 カードローン アコム
じぶん銀行 じぶんローン アコム
三井住友銀行 カードローン プロミス
住信SBIネット銀行 Mr.カードローン プロミス
イオン銀行 カードローンBIG イオンクレジットサービス

またはオリックス・クレジット

りそな銀行 プレミアムカードローン オリックス・クレジット
りそな銀行 クイックカードローン りそなカード
新生銀行 レイク 新生フィナンシャル
東京スター銀行 スターカードローン 新生フィナンシャル
楽天銀行 スーパーローン セディナまたは楽天カード
みずほ銀行 カードローン オリエントコーポレーション

 

※プロミスは正しくは「SMBCコンシューマーファイナンス」という社名です。

(参照:意外と知らないカードローンの保障会社とは

④成約率の高いカードローンを選ぶ

成約率の高いカードローンというと、やはり大手消費者金融系カードローンになります。

銀行系カードローンでもメガバンクなら比較的審査は緩くなります。
ただ、それでも「一回の申し込みで確実に借りたい」ということなら大手消費者金融系カードローンがおすすめです。

ブラックや他社からの借入れが多くなければ、高い確率で審査に通過できます。

大手消費者金融系カードローンというのは

・アコム
・プロミス
・モビット
・アイフル

こうしたカードローンをいいます。

アコム

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(参照:アコム

(参照:審査の成約率とスピードで選ぶならアコムカードローン
(参照:三井住友フィナンシャルグループの安心感SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
(参照:独自路線の貴重なカードローンアイフル)
(参照:電話・郵送なし!インターネットだけで利用できる「モビット」

大手消費者金融系カードローンのメリット・デメリット

メリット
・曜日に関係なく毎日営業している
・夜も遅くまで営業している
・無人契約機があるので、即日にカード受け取りまでが可能

デメリット
・金利は高め
・専業主婦、年金のみが収入の人は申し込み対象外
・総量規制の対象

大手消費者金融系カードローンの特徴を大まかにいうと、「申し込みはしやすいが、利用中は負担が大きい」ということになります。

しかし、「金利は高め」とはいっても、貸金業法改正前に比べればだいぶ下がりました。毎月多めに返済することさえ心がければ、銀行系カードローンの利息の負担と大きな差はなくなります。

また、催促の方法も貸金業法で制限されました。
現在の大手消費者金融は昔のサラ金の怖いイメージとは程遠い存在です。
そのため、安心して利用できます。

(参照:利息をグッと抑えて返すための返済方式の選び方

中小消費者金融ならもっと審査は甘い

では、「ブラックの人はどこからも借りられないのか」というとそうでもありません。

可能性があるのが中小の消費者金融です。

中小の消費者金融はテレビコマーシャルで宣伝してはいません。
そのため、ほとんど聞いたこともない会社ということにはなります。
しかし、貸金業者として登録している正規の業者であれば、金利などの条件は大手とほとんど同じです。

中小消費者金融の最大のデメリットは、カードがないので追加での借入れがしにくいという点です。

そういった点と、審査の甘さという意味でもおすすめの中小消費者金融は「ライフティ」です。

ライフティ

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(参照:ライフティ

ライフティは中小消費者金融としては珍しくカードが発行されます。

セブン銀行のATMが利用できるので利便性は大手に近くなります。
それでいて大手より審査基準が甘い可能性があります。

(参照:セブン銀行ATMで気軽にキャッシング!「ライフティ」

だったら最初から中小消費者金融に申し込めば?

信用情報機関では、どの金融会社と契約しているかがわかります。

今やクレジットカードは誰でも契約していて当たり前の時代です。
カードローンも銀行や大手消費者金融などなら特に珍しくはありません。

しかし、かなりマイナーな消費者金融と契約しているという状況は、新たなローン申し込み時に影響する可能性があります。

普通に考えれば「大手が利用できなかったから中小消費者金融から借りているのか?」と思われるでしょう。

1つの不安材料になるということです。

中小は大手がダメだった場合に申し込むべき

いくら審査が甘いとはいっても、「大手に申し込む前に中小消費者金融に申し込む」というのはかなりナンセンスな方法になります。
基本的には中小消費者金融は大手で借りることができなかった方が利用するものです。

また、上記の示したように、新規のローン申し込みに影響する問題を抱えることになります。

会社にもよりますが、申込み時にはネットから申し込んだ後に電話で根ほり葉ほり、いろいろなことを聞かれます。

結果的に審査が甘いということになります。
しかし、それまでのプロセスが意外と面倒なのです。
審査が甘い=審査が簡単というわけではありません。

大手と違って、中小消費者金融は潤沢な資金がありません。貸し倒れだけは避ける必要があります。
ブラックにはあまりこだわらないにしても、審査はむしろ慎重に行うのです。

(参照:信頼できる中小の消費者金融とは

キャッシングの知識を得ることが審査通過につながる

カードローンの審査というのは、まず「申込み者の返済能力」が基準になります。
さらに貸金業法の規制、銀行か中小消費者金融かなど会社の規模の大きさなども影響してくるので、かなり複雑です。

カードローンで審査に通過するにはキャッシングについて幅広い知識があったほうがよいでしょう。
しかし、今回ご紹介したポイントを押さえるだけでも十分有利に進められます。
カードローン利用時には、ぜひ活用してみてください。

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