カードローン06

カードローン各社のホームページでは「ご利用最高500万円」などと謳っていますが、実際に自分が利用できる限度額は審査を通じてカードローン側で決めら れてしまいます。

その審査というのは年収だったり、過去の返済履歴、現在の借り入れ状況など、いろいろな要素が基準にはなっていますが、実際にその決められた限度額よりも、もうちょっと多く借り入れられたらいいなという状況になったら、どのような手段を考えることができるでしょうか。

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カードローンは利用枠を増額することができる

まずは希望を伝える→審査で決まる

カー ドローンでは契約時に決められた利用枠(利用限度額)を利用中に増やせる可能性があります。

基本的には、まずこちらから増額の希望の旨を連絡し、「審査」 という契約時のような信用情報などの判断が必要になります。

ただ、契約時と利用中に行われる審査にはもちろんいくつか違う点もあります。
当然のことながら 今使用しているカードローンでの現在進行形の利用状況も審査され、重要なポイントになります。

ある程度利用をしていて、一回の延滞もないという状況が最も望ましいでしょう。

例えば、ほとんどそのカードローンを利用していないのに「増額だけしてほしい」というのは妙な話なので、怪しまれる要素になります。

そ して、延滞というもの1日程度を一回くらいならば影響もないのかもしれませんが、期間や頻度によっては増額できるかできないかということを分ける最も重要な判断材料になります。

ですので、そういったことを判断するのには最低でも6ヶ月くらいの利用期間がほしいところです。
2~3ヶ月利用して「利用枠を増やしてほしい」といったところで対応は厳しいかもしれません。

重要なのはカードローンの会社にとって「よいお客」ということを印象付けられているかというこ とです。

契約時同様に総量規制以上は増やせない

年収が300万円の場合で、他社からも借り入れがないという状況で現在50万円が利用限度額あるのならば、法規制上では100万円まで増やすことができます。

これは年収の三分の一までしか貸してはいけないという「総量規制」に基づいています。
ですので、左記の例ですでに限度額が100万円になっているのであれば、総量規制の限度額に達しているので、増額することができません。

*総量規制の対象外である銀行系のカードローンであれば上記のように規制上の限度額はありません。

しかし、増額の目安としても概ね年収の三分の一というのが限度と言えるかもしれません。
実際的に返済が可能な範囲での増額になるからです。

カードローン会社から増額を提案してくるケースもある

2006 年の貸金業の法改正より、以前ほど増枠に関して貸し金業者が積極的ではないですが、利用枠を増やす=多くの金利を得るチャンスがあるということで、カードローン会社のほうから「利用枠を増やせますがいかがですか?」といった提案をしてくる場合もあります。

カードローンの会社は契約時以外のタイミングでも信用情報などで、他社からの借り入れ状況を確認することができます。

そういった行為を途上与信というのですが、カードローンの利用状況も良好で、途上与信での確認でも問題がないという場合に増額を提案してくるということなのです。

つまり、そういった向こうから増額を提案してきている場合は、半分くらいは審査に通過していると考えてもよいかもしれません。
こちらから希望した場合よりも現実的に利用枠を増額できる可能性は高いといえるでしょう。

貸金行では1社50万円、他社合算100万円が「収入証明」提出のライン

最初にカードローンを申し込んだ際には「収入証明」の提示は必要なかったかもしれませんが、貸金業における規制で、1社で50万円以上の利用限度額、もしく は他社とあわせて100万円以上の利用限度額になる場合は、収入証明の提示が義務付けられています。

ですので、限度額を増額するにあたって、もともと30 万円が上限だったものを50万円に増額するといった場合には収入証明を提示する必要があるので、若干面倒な手間があるということを認識しておいたほうがよいでしょう。

銀行系カードローンでは総量規制と同様にこういった規制の対象外にはなります。

ですが、規制とは別にそれぞれのカードローンで100万円以上、300万円以上などの利用限度額からは収入証明を必要といった独自のルールを設けています。

金利が下がる可能性もある

カードローンの利用限度額の増額は、当然のことながら借りる額が増えるだけ、返済自体が負担になってくるので、長い目で見ればリスクも多そうですが、うまく利用すれば意外なメリットもあります。

それは利用限度額が上がることによって、金利が下がる可能性もあるということです。
ほとんどすべてのカードローンでは 金利「年○○%~○○%」というような幅があるようなシステムを採用しています。

これは利業限度額が増えるほど金利のパーセンテージが低くなるというもので、限度額が10万円の人よりも限度額が1000万円の人のほうが同じ金額を借り入れた場合にその金利が低くて済むというものなのです。

ですので、利用限 度額が50万円や100万円といったある程度のラインを超えることによって年の金利が数パーセント低くなるということです。

ですので、実際により多くの金額を借り入れる借り入れないは別として、利用枠だけ大きくすることはそれだけでもメリットがあるということなのです。

別のカードローンを新規に申し込むよりも今のカードローンを増額するメリット

年収300万円で今のカードローンが上限50万円。それを50万円増額にして100万円を上限にするのか、もしくは別のカードローンで50万枠を作るかという選択肢もあるかもしれません。

後者の場合でまずデメリットとして考えられるのは上記の金利の問題です。

せっかく合計100万円の利用枠があっても金利 「年○○%~○○%」というカードローンの金利において、2社それぞれの一番高い金利だけを利用することになる可能性が高いからです。

「1社で100万 円」という状態にしたほうが金利の負担が少なくなる可能性があるのです。

さらに「最低返済額」というものがあります。

多くのカードローン では残高スライドリボルビングという返済方式を採用しているので、借り入れ残高に応じたできるだけ負担が少ない金額を毎月返済すべき金額と設定してありま す。

返済期間が長期的になり、返済がなかなか終了しないというデメリットもあるのですが、お金に余裕がないという時には助かるシステムです。

もしこれが2 社であれば、最低返済額が2倍になり、1社での返済額よりも大きな額になるという可能性があります。

1社の方がお金のあるときに多く返して、余裕がないときは最低限の金額を返済するといったコントロールがしやすいといえるのです。

金利のより低いカードローンへの乗り換えならメリットもある

もちろん、より金利の低いカードローンに「乗り換える」といったことであれば他社の申し込みも意義があるかもしれません。

消費者金融系からより利用上限の高 い銀行系のカードローンなどに乗り換えるといった方向であれば、増額よりもメリットは大きい場合もあります。

いずれにしても複数社の同時の利用はやり方によってはリスクやデメリットが多くなる可能性が高いのです。
「おまとめローン」などはそういったデメリットから生まれたシステムといえるでしょう。

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