カードローン09

カードローンによって利用条件もさまざまですが、できるだけ大きな金額を借りたいという場合、どういったカードローンを選べばよいのでしょうか。

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カードローンの利用限度額の最大は?

カードローン各社で利用限度額の上限は違います。
まずは代表的なカードローンの上限を見てみましょう。

 

カードローン名 最大限度額
銀行系 みずほ銀行カードローン 1,000万円
住信SBIネット銀行 Mr.カードローン

プレミアムコース

1,000万円
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング 1,000万円
三井住友カードローン 800万円
イオン銀行カードローンBIG 800万円
三菱東京UFJ銀行バンクイック 500万円
新生銀行レイク 500万円
楽天銀行スーパーローン 500万円
セブン銀行カードローン 50万円
消費者金融系 モビット 800万円
オリックスVIPローンカード 800万円
アコム 800万円
プロミス 500万円
アイフル 500万円

限度額が大きいカードローンベスト3

セブン銀行カードローンのように最大50万円という非常に少額なカードローンもありますが、それ以外は500万円以上が上限です。

(参照:コンビニ感覚で気軽に使える セブン銀行カードローン

この表からもお分かりいただけるように、カードローン全体で見ると最高は1,000万円です。

1,000万円まで融資しているのは以下の3つカードローンで、いずれも銀行系になります。

①みずほ銀行カードローン

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(参照:みずほ銀行

(参照:メガバンク随一の低金利・高額融資みずほ銀行カードローン)

住信SBIネット銀行 Mr.カードローン プレミアムコース

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(参照:住信SBIネット銀行

(参照:低金利No.1住信SBIネット銀行「Mr.カードローン」

ジャパンネット銀行 ネットキャッシング

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(参照:ジャパンネット銀行

(参照:高額なら超低金利ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」

1000万円借りたら返済はいくら?

カードローンの金利は例えば4.6%~14.6%というように幅がありますが、限度額が最大に設定されれば最も低い金利が適用されます。4.6%~14.6%であれば、4.6%ということです。

では、実際にカードローンで1000万円借りると、利息や最少返済額はいくらになるのでしょうか。上記3つのカードローンを比較してみます。

 

1000万円の限度額いっぱいまで借りた場合
最低金利 最少返済額 1ヶ月分の利息
みずほ銀行カードローン

(エグゼクティブプラン)

3.5% 10万円 29,166円
住信SBIネット銀行 Mr.カードローン

プレミアムコース

2.49% 11万円 20,750円
ジャパンネット銀行

ネットキャッシング

2.5% 12万円 20,833円

金利は各行で若干異なります。みずほ銀行カードローンは、ほかの2つに比べると金利は0.5%ほど高めです。

みずほ以外の銀行でも、利息だけで1ヶ月で2万円以上になります。

それぞれ最少返済額も10万円以上になりますし、やはりそれなりの収入がないと利用は厳しそうです。

(参照:本当に低金利?カードローンの金利の見方

実際に最大限度額まで借りられるの?

ここまでは、カードローン各社が定める利用条件をもとにした比較です。

しかし、実際のところ「みずほ銀行カードローンに申しこめば1000万円まで借りられる」、「500万円利用できれば十分だからアコムでいい」という選び方をしてもあまり意味がありません。

なぜなら、そのカードローンが定める最大の限度額がそのまま利用者の限度額になるというケースはほとんどないからです。

(参照:カードローンでいくらまで借りることができるのか

消費者金融は年収の3分の1以上は借りられない

まず、そもそも消費者金融や信販会社のカードローンでは、貸金業法が定める総量規制の対象になるので、年収の3分の1までしか融資できません。

例えば、年収が

300万円→100万円までしか融資できない
400万円→133万円までしか融資できない
500万円→166万円までしか融資できない

ということです。

モビットやオリックスVIPローンカードは最大800万円としていますが、実際に、その金額を利用するには年収が2400万円以上ないと無理ということです。

必然的に限度額も融資できない金額で設定されません。

銀行は総量規制対象外

銀行は貸金業者ではないので、カードローンも総量規制の対象外になります。年収の3分の1以上の金額を融資しても法的には問題ありません。

しかし、年収の3分の1までという総量規制は、そもそも、破産せずにきちんと返済できるようにということで決められた規制です。銀行だからといって、その規制と年収を度外視した融資はしません。

銀行系カードローンも融資の上限は年収の3分の1をひとつの目安と考えていいでしょう。

限度額もそれ相応になるということです。

(参照:総量規制対象外とは

限度額を決めるのは年収だけじゃない

同じ年収の方2人が同じカードローンに申し込んだとして、必ずしも同じ限度額が設定されるとは限りません。

限度額は審査時に返済能力が高いと認められれば、より高額に設定されます。

例えば、

・同じ年収でも、より勤続年数が長い
・同じ年収でも、持ち家か、賃貸かの違い
・同じ年収でも、家族構成が違う(子供の有無など)
・同じ年収でも、他社のローンの利用状況が違う

といったさまざまな要因から総合的に判断されます。

(参照:カードローン審査の主な内容とその仕組みについて

限度額は徐々に上げていくもの

「消費者金融は総量規制の対象だから、申しこめばだいたい年収の3分の1の限度額で契約できる」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、現実的に最初に設定される限度額は年収の3分の1よりはるかに下回る金額になるはずです。

1年、2年と遅延なく良好な利用を継続していく中で信用されるようになり、徐々に年収の3分の1に近い金額を借りられるようになるのです。

消費者金融が公表しているデータをチェック

すでにカードローンを利用している方で、「ほかの人はいくらぐらい借りているんだろう?」と思うことがあるかもしれません。

大手消費者金融では、企業情報のホームページで具体的なデータを公表しています。

アコムのデータで一部を見てみましょう。

アコムの貸付金額別口座数構成

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(参照:アコム

上の表は2014年3月のアコムでの貸付金額別の利用者の割合です。ちょっと見にくいかもしれませんが、

借入れ残高が10万円未満の利用者が12.9%
借入れが10万円~30万円の利用者が26.1%
借入れが30万円~50万円の利用者が33.3%
借入れが50万円~100万円の利用者が15.9%
借入れが100万円超えの利用者が11.8%

ということです。
50万円以上借りているという方は全体の3割に満たないということです。

ほかの消費者金融も極端に違うことはないでしょう。消費者金融のカードローンは大半が50万円以下しか借りていないのです。

また、以下で説明しますが、アコム利用者で年収1000万円以上はわずか1%程度です。「利用最大800万円」のアコムですが、総量規制を踏まえれば、実際に800万円を借りている人はほとんどいないということになります。

つまり、「最大800万円まで利用可!」といったカードローンのうたい文句はほとんどの方にとって関係ないということがおわかり頂けると思います。

どれくらいの年収の利用者が多いのか

消費者金融では50万円未満の利用者が大半ということで、「つまり年収200万円以下の人が主な利用者なのか?」と思う方もいるかもしれません。総量規制では年収の3分の1までなら融資できるからです。

アコムでは利用者の年収別のデータも公表しています。

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(参照:アコム

年収200万円以下の利用者が23.4%
年収200万円~500万円の利用者が58.4%
年収500万円~700万円の利用者が11.7%
年収700万円~1000万円の利用者が5.2%
年収1000万円超えの利用者が1.3%

年収200万円~500万円の方が実に6割近くを占めています。年収200万円以下の方というのは約2割しかいません。

その割には、50万円未満の借入れが最も多いのです。

つまり、実際には年収の3分の1ぎりぎりまで借りている人は少ないということです。

単に「必要ないから借りていない」ということも考えられますが、限度額がそれに満たない設定、つまり「もっと借りたいけど借りられない」人も多いはずです。

ローンを1社にしたいならおまとめローン

「申し込んだ消費者金融の限度額が思ったよりも低かった…でも、もっと借りたい」という状況もあるでしょう。

そういった場合の解決策は、新たに別のカードローンに申し込むということになります。

だたし、それが2社、3社・・・となってくると、返済がキツくなってきます。

複数の金融会社から借金している状況を多重債務といいますが、カードローンで多重債務になるとなぜ返済がキツくなるのでしょうか。

高い金利で借入れをしているのが一番の問題

多重債務者が返済に苦労するのは、単に借り入れ総額が大きいからだけではありません。

同じ金額を借りていたとしても、それが1社だけなのか、複数社なのかで、金利が違ってきます。そしてそれが利息の負担に影響するのです。

まとめることで金利を下げる

通常、金利というのは限度額が大きくなれば下がっていくものですが、複数の金融会社で少額の限度額ならそれぞれの会社が定める最高金利で利用している可能性が高いです。

例えば、借入れが以下のような状況だったとします。

A社から40万円:金利18%
B社から40万円:金利18%
C社から40万円:金利18%

貸金業法では100万円以上の融資では金利は15%以下にしなければならないという決まりがありますが、10万円以上100万円未満なら18%で融資できます。

上記の例の場合、合計で120万円借りていますが、それぞれ100万円未満なので18%の金利が適用されてしまうのです。

借入れ先を複数にしてしまうことで、金利が3%も高くなってしまうということです。金利が高くなれば利息の負担も大きくなります。

この問題を解決するには、3社から借りている状況を1社にすればいいというだけです。金利は以下のようになります。

D社から120万円:金利15%

こういった方法を「おまとめローン」と言います。

これはD社から120万円を借りて、A社、B社、C社を完済。D社だけから借りている状況にするということです。

(参照:おまとめローンとは

おまとめローンなら消費者金融でも総量規制対象外

返済の負担を減らすという目的の借入れは、総量規制の対象外となります。

通常なら年収の3分の1までしか融資できない消費者金融でも、おまとめローンならそういった規制は適用されません。

なるべく、すでに利用している会社でまとめる

例えば、消費者金融3社を利用している状況なら、新たに別の消費者金融でまとめるよりも、すでに利用している3社の中のどれか1社でおまとめをするのがより現実的です。

おまとめローンは高額な融資になるので、すでに利用していてある程度信用されている状況の方が審査に通過しやすいからです。

大手の消費者金融であれば、おまとめローンも扱っている会社は多いです。

銀行系カードローン1本にまとめる方がお得

銀行系カードローンではおまとめローンを扱っていない場合が多いです。

しかし、もともと総量規制対象外ですし、金利も低いので、おまとめローンとして普通のカードローンを活用することができます。

消費者金融よりも低金利になる可能性があるので、より負担を減らしたいということであれば、銀行系カードローンの方がお得です。

ただし、審査は消費者金融よりも厳しくなります。

まとめ

限度額についていろいろ説明してきましたが、限度額がいくらに設定されるかというのは、カードローン側の規定というよりも、利用者側による部分が大きいです。

例えば、「A社は50万円までしか貸してくれないが、B社なら限度額200万円で契約してくれる」といった状況はまず無いでしょう。

大手であればどのカードローンも判断基準に大きな差はありません。同じ申し込み者なら、どこに申し込んでもだいたい同じ結果になるということです。

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